ラテン語の名詞格
池田光穂
Singular, 単数 |
Plural, 複数 |
|
Nominative, 主格 |
Opus | Opera |
Genitive, 属格 |
Operis |
Operum |
Dative, 与格 |
Operi |
Operibus |
Accusative, 対格 |
Opus |
Opera |
Ablative, 奪格 |
Opere |
Operibus |
Vocative, 呼格 | Opus |
Opera |
日本の文法書や紹介書には、最後の呼格の活用が主格 と同じなために、しばしば、「主格/呼格」と表記することがあります(e.g. 大西 1997:ch.2)。しかしながら、文中での主格の機能と、呼格 の機能は《根本的に異なる》という点で、ラテン語文法概念を尊重すれば、これを一緒に置くことは、非常識と思われかねません。定評のあるウィーロックのラ テン文法書(Wheelock 2000:11-18)
文献
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