人類学
じんるいがく anthropology
解説:池田光穂
人類学 じんるいがく anthropology、は移動しています!!
必要かつ最小限の定義です→「人間を研究する学問。人類(ギリシャ語でanthropos)と学問(同じくlogos)の
合成語がこの言語です。人類学が現在の学問の体勢として出発する以前から、この用語は〈人間学〉という用語と学問(=哲学)で呼ばれていましたが、人類学と
は別物であり、また直接の先祖というわけではありません。人間の学問(=anthropos+logos)だけあって守備範囲は広く、また専門の人類
学者も若い時には全体を包括できるような視座を展開できず、また逆に長老は最新の展開をフォローできないので、書物でなされる人類学の定義は常に古くて時代お
くれのものになることは、否めない。しかし、今も昔も変わらない定義が、語源にもとづく《人間についての学問》ということに落ち着き、つねに、学問の正確性を担保するためにつねに論争が必要な学問になっています。論争を恐れ、自分の権威によってかかり、門外漢や年少の学習者を、その権威で抑圧する者は、人類学者でないのみならず、研究者ですらありません」。
リンク
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文献
- Anthropology for dummies, by Cameron M. Smith with Evan T. Davies., Wiley c2008
その他の情報
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099