温泉雑学論
Miscellaneous knowledge of ON-SEN, Japanese Hot Springs!!!
■温泉法
http://www.keea.or.jp/qkan/lawonsen.htm
なぜ昭和23年か?国立公園法との関係は?
■温泉法に規定された容存物質の一覧(温泉法の再掲)
■98.11.10 温泉法施行50周年記念式典の開催について(環境庁)
http://www.eic.or.jp/kisha/199811/53392.html
温泉功労者(団体を含む)の一覧あり
■温泉学者(地球化学)
相川嘉正(あいかわ・かしょう)東邦大学名誉教授(67歳):温泉の分析化学に貢献
■温泉学者(地学)
大木靖衛(おおき・やすえ)新潟大学元教授(66):温泉湧出気候の解明、泉源の地質学的研究に貢献
■温泉学者(医学)
中村昭(なかむら・あきら)七沢リハビリテーション病院脳血管センター院長(63):リハビリテーションに温泉を積極的に利用のほか、 温泉史について研究もある。
■温泉権関連文献
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■その他の関係者(熊本)
山内弘喜(やまうち・こうき):熊本県自然環境保全審議会温泉部会委員(66歳):地元関係者
高安慎一
1.温泉の医学 / 高安愼一著. -- 朝日新聞社, 1943. -- (朝日新選書 ; 11)
2. 温泉療法 / 高安慎一著. -- 金原商店, 1939. -- (大日本内科全書 ; 第14巻の第3冊)
3. 温泉療養指針 / 高安慎一著. -- 國際書院, 1930
4. 疲勞の理學的療法 / 三澤敬義,高安慎一著. -- 大雅堂, 1945. -- (航空醫學綜説 / 大日本航空技術協会編 ; 18)
■温泉普及団体
(社)日本温泉協会:昭和4年設立、(財)中央温泉研究所:昭和31年設立
■ 西川義方(にしかわ・よしかた)
内科医、大正天皇・貞明皇后の侍医(→解説)
■箕面温泉の泉質
http://www.minoo-onsen.co.jp/Pages/onsen.html
天然温泉のマークならびに泉源の泉質分析つき
■天然温泉表示について
http://zenon.mystaff.co.jp/onsen_k0.htm
昭和51年に日本温泉協会が制定。ちなみに先の環境庁の式典資料によると、(社)日本温泉協会は表彰を受けた。同協会は昭和4年に設 立。
■公衆浴場法における法規制概念を学ぶ
■ソープランド(この記事には独自研究が含まれているおそれがあります)
ソープランドは、公衆浴場法第2条の規定による「特殊公衆浴場」という文言があるのかどうかは不明
■温泉めぐりのススメ
http://www2.justnet.ne.jp/‾gauss/onsen0.htm
このページに、温泉カルトクイズ(以下)がある。
http://www2.justnet.ne.jp/‾gauss/okuizu00.htm
温泉カルトのコンセプトを理解する
■ 温泉物語
最近登場した博覧強記系ページ(「日 本鑑定」という会社が運営)
同、文献目録「温泉文献 目録」(「日本鑑定」)
■ サイト内リンク集
■ ツムラ社史
空海の書がこれです。風信帖(ふうしんじょう)は、空海が最澄に宛てた尺牘(せきとく)3通の総称である。
『温泉の入り方<決定版>』出版企画書
池田光穂
——西暦2000年ごろに温泉をテーマにした温泉文化論の本を企画しましたが、このプロジェクトは崩壊し、現在にいたるまで実現していません!——
温泉に入る12のプロセスから「温泉諸學」(Onsenology, Onsenologia (c))についてまなぶ、現代人にとって必要不可欠な最強の入湯マニュアルである。
現在の入浴法ならびに温泉マニュアルは、ただその外観をなぞっただけのものにすぎない。このマニュアルを通して、これまでの「主体なき入浴」から行動する入浴主体を構築する。
これぞ、真のオープン(バース)ユニヴァーシティ=露天風呂大学の教育カリキュラムである。
【梗概】
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1)しる
2)ゆく
3)ぬぐ
4)つどう
5)つかる
6)あらう
7)よそおう
8)のむ
9)くつろぐ
10)つくる
11)いやす
12)かたる
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【各論】
1)しる
温泉動物発見説:猿や鹿などの野獣がなぜ温泉につかるところを漁師が発見する。
堀師としての弘法大師:デベロッパーとしての空海
温泉をどのようにして見つけるのか? 泉源開発秘史
2)ゆく
逆さ水母の起源
交通手段の発達と温泉場の栄枯盛衰
駐車場が温泉のアメニティを決定する
3)ぬぐ
羞恥:なぜチンコや胸を隠すのか?:エロスや性器、土俗信仰からセクソロジーまで
混浴はなぜなくなったか(文明開化と混浴禁止:東洋的エロスの抑圧?)
混浴に使う女性の温泉着
こどもはいつから温泉入浴における性のアイデンティティを確立するのか?
4)つどう
なぜ風呂はみんなで入るほうが楽しいのか?
ひとりで浸かるとはどういう意味があるの? 連れ入湯にはどのような効果があるのか?
逆に風呂場で込むのは、みんなが困ることでもある。1人でも寂しい、多いとこまる。温泉に集団で浸かる最適の床面積あるいは最適湯量は何リットルか?
5)つかる
なぜ檜の風呂は価値があるのか?
どうして露天風呂に入りたがるのか?
檜や露天風呂は、本当に内湯よりいいのか?
6)あらう
入湯と石鹸ははたして相性がいいのか?
石鹸で脂分を落とすことの功罪(→朝シャンと椿油)
軟水と硬水
石鹸と界面活性剤(→石鹸の考古学・考現学)
温泉からの排水はどのように処分されるのか?
河川と海洋の汚染は大丈夫なのか?
7)よそおう
浴衣と丹前の考現学
なぜ糊の利いた浴衣は気持ちいいのか?
湯冷めとは何か? またそれを防ぐ丹前とは?
綿入れ、と言えば日本ではジャバニーズ・ダウンである綿入れはいつからあるのか?
8)のむ
風呂上がりのビールと牛乳、どちらに軍配が挙がるのか?
フルーツ牛乳とコーヒー牛乳、どちらかに軍配があがるのか?
なぜ湯船で酒を飲まなくなったのか? あるいはなぜかつて湯船で酒を飲むというのか理想とされたのか? なぜ廃れたのか? 本当に湯船で酒を飲むのは悪いのか? (→現在でも、湯船に盆を浮かべて熱燗というのはメディアによく登場する。痕跡としての民衆記憶?)
なぜ風呂上がりにビール(牛乳)が旨いのか?
冷蔵庫のない時代に、風呂上がりのビールを飲む習慣があったのか?
日本酒が衰退した「本当」の理由?(温泉陰謀説)
9)くつろぐ
人間にとってリラックスとはなにか?
リラックスとは「救済」のことである。つまり、温泉におけるリラックスを考えることは、近代における生物学(=脳内麻薬、進化論)と宗教学(=神義論、神学)のバトルを再現することなのである。
羽目をはずす。温泉ストリップ。芸者。
温泉とセックス
射的やパチンコ(スマートボールや温泉パチンコ)
10)つくる
温泉法はいつできたのか?
温泉の所有権は?(→川島『温泉権の研究』):温泉を考えることは、天然資源のコンセッション(採掘権)と現地人の可処分権の問題、つまりコモンウェルス(コモンズ)の問題について考えることなのだ。
なぜ、温泉に名前(ブランド)がつくのか?
ツムラ(入浴剤)は、それぞれの温泉地のついた入浴剤を開発しているが、それぞれの温泉地にパテント料を払っているのか? それともパブリシティとしての温泉地からお金を逆にもらっているのか?
11)いやす(→「癒し」)
湯治
治療
医学:温泉医学
なぜ温泉成分表が脱衣場にこれみよがしにあるのか?
温泉の各成分と治療効果との因果関係
12)かたる
温泉場のサステナビリティー
温泉の持続的開発
泉源というのは枯渇するのか?
蕩尽ではなく次世代のために温泉の快楽をどのように伝えるのか?
聾瞽指帰(ろ うこ・しいき):「空海が24歳の著作であり、出家を反対する親族に対する出家宣言の書とされている。......流麗な四六駢儷体で書かれている。蛭牙 公子、兎角公、亀毛先生、虚亡隠士、仮名乞児の5人による対話討論形式で叙述され、戯曲のような構成となっている。亀毛先生は儒教を支持しているが、虚亡 隠士の支持する道教によって批判される。最後に、その道教の教えも、仮名乞児が支持する仏教によって論破され、仏教の教えが儒教・道教・仏教の三教の中で 最善であることが示されている。弁証法的な手法によって、仏教が論理的に称揚されている。日本における最初の比較思想論であり、思想の主体的実存的な選択 を展開した著作」ウィキ「三教指帰(Sangō Shiiki)」より
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