臨床コミュニケーション入門
《第4回》
医療現場のコミュニケーション(2):自覚する手前の交流
講義目的
臨床コミュニケーションの定義について、遷延性植物状態患者とのコミュニケーションを手がかりに考える。
講義内容
・臨床コミュニケーションの定義(承前)
・問い:対人コミュニケーションとはなにか?
・遷延性植物状態の定義(承前)
・問い:患者の状態から、どのようなコミュニケーションが可能、あるいは不可能と考えるか?
・持続的にかかわる過程で見えてくること
【事例の紹介】10年前に交通事故により広範囲の脳挫傷を負い、遷延性植物状態となった。
・医師のカルテ、主治医の話、看護師Bの語り
配付資料
「家族の負担軽減・質の高い介護を(重い意識障害患者)」『朝日新聞』2004年10月30日
引用文献
西村ユミ「交流をかたちづくるもの」『構成・生命・6』中村雄二郎・木村敏 監修、Pp.205-236、東京:河合文化教育研究所、2002年
注意:このページは、西村ユミ先生が配布された資料にもとづいて、その授業の要約を池田光穂がまとめたものです。
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