臨床コミュニケーション入門
《第5回》
介護をめぐるコミュニケーション
講義目的
ALS患者である中水さんとその家族を映したドキュメント『眼のことば』(2005年制作)を見て、ALS患者への看護・介護やそれにまつわる、さまざまなコミュニケーションについて考える。
講義内容
・ALSという病気―知覚は正常なまま随意筋が進行性に麻痺してゆく状態。
・宮沢賢治の「めにていう」。
・眼でコミュニケーションをとる中水さん:“もし自分の眼が動かなくなれば、安楽死させてもらい、献体したい”と眼で述べる。
・人工呼吸器の“音”
・生の現場から離れたところで、生命の質や自己決定の話は可能か?
・院生と講師(西川勝)の対話に近い討論が延々と続いた。
上映映像
・久保田テツ+西川勝『眼のことば』2005年
注意:このページは西川勝先生の配付資料を参考に、池田光穂がその要約をしたものです。
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