08■諸文化の肖像画を描くこと
「「諸文化」は肖像画を描くためにひとところにじっとはしていない。肖像画を描くために文化を静止させようとする企ては、いつも単純化と排除、当座の焦点
の選択、特別な自己―他者関係の構築、力関係の強要や駆け引きという問題を引き起こす」(クリフォード
1996:17)「序論:部分的真実」『文化を書く』クリフォードとマーカス編、1986=1996
キーワード: indio, indigena, natural, mestiso, ladino, raza, campecino
1)歴史的な人種カテゴリーのダイナミズムに関する基本的知識の整理と研究会のメンバーに対する情報提供、ならびに、
2)政治的分類というテーマが従来のラテンアメリカの文化研究者に対して反省を促す観点(=反・客体化の可能性)という理論的可能性