フォーク・イメージとしてのアマゾン

【緑の魔境 V.S. 地上の楽園】
シネマのなかのアマゾン
 アマゾン伝説とジャングルあるいは南洋のイメージがチャンポンになっていることがおおい。
 ●アマゾン・アドベンチャー(原題Green Inferno,1988:米)
「アマゾンのオリノコ川(ママ)上流で消息を断った教授を捜しだそうと、3人の若き冒険野郎とひとりの美しい美女が、アマゾン奥地へとのりこんでゆくが‥‥。2年間にわたるアマゾン・オールロケを敢行。壮大な大自然に思わず目を見張る青春アドベンチャー」(『ぴあ・シネマクラブ’91』より/以下同様)
 ●アマゾンの秘宝(Treasure of the Amazon,1984:米)
「アマゾンのジャングルを舞台に、一攫千金の夢を追い求める3人の男たちを描くアクション・アドベンチャー。残忍な首狩り族、殺人魚ピラニア、同じ財宝を狙うトレジャー・ハンターたちが彼らの行く手を阻む。最後に財宝を手に入れるのは誰か?」
 ●アマゾン・レイダーズ:失われた女囚(Amazon Jail II,1987:ブラジル)
 「セスナ機を使って運搬業を営んでいるクリスとチャピーのところに、奇怪な小男を連れた男が、荷物の依頼をしてくる。なんとその荷物とはインディオの美しい娘たちだったのである。アマゾンの大自然を舞台に繰り広げられる冒険活劇」
 ●エメラルド・フォレスト(The Emerald Forest,1984:米)
「アマゾンでダム建設に従事するアメリカ人の技師家族が、ピクニックの途中でインディオに襲われ、ひとり息子がさらわれる。以来10年間、1日も休むことなく捜索を続ける父親の前に、次世代を担うリーダーとしてインディオに育てられた息子が現れた。文明社会への帰還を訴える父親に、〝ボクの家はここだ〟と答える息子。父親は断腸の思いでジャングルをあとにするが、ある日部族の危機を救うべく立ち上がった息子が、助けを請いに来る。悪の巣窟に乗り込む父子。ふたりの間に、熱い絆は消えることがなかった。南米で起きた類似事件をもとに、奇才ブアマンが描くアドベンチャー大作」
 ●緑の魔境(Green Magic,1953:イタリア)
「文明が発達し、全世界を交通機関が網羅する現代社会において、いまだに訪れる人間を拒み続ける南米の密林。4人の取材チームは、ブラジルを出発点として、アマゾン川をさかのぼり、ピラニアやさまざまな猛獣、そして苦難と戦いながら、イグアスの滝(ママ)などを取材する。人類最後の秘境に挑んだ驚異の世界。M・クラベーリのカメラが秀逸。」
 ●緑の館(Green Mansions,1959:米)
「革命運動のためベネズエラを追われ、アマゾンの奥地に逃れた若者は、そこで森の妖精とみまごう美しい女に出会う。ふたりは愛し合うようになり一緒に暮らしはじめるが‥‥。オードリーのまばゆいばかりの美しさが圧巻。当時、彼女と結婚したばかりの監督の心境がうかがえるラブ・ファンタジー」

●フィツカラルド(Fitzcarraldo,1982:独)
●エル・ドラド(El Dorado,1988:スペイン+仏)

【魚のアマゾン】
異様な水系としてアマゾン/そこに住むものの異形さ
 ピラルク(「身長が5mにもなるという淡水魚として世界最大」)
ピラニア(「獰猛な殺し屋」ともに西沢利栄)
 ※『オーパ!』などを参照のこと

【インディヘナの逆襲】
ゴルゴ13、ヴァルネラブルな存在としてのインディヘナ/凶暴なガリンペイロ