身体感覚を体験する/言語化する
ワークショップ
現場力と実践知 第3回
西村ユミ・志賀玲子
20081021/現場力と実践知(3) 担当:志賀・西村 身体感覚を体験する/言語化する ワークショップ
【授業目標】
1.身体を動かしながら、その動きの中で経験している身体感覚を言語化してみる。
2.1を繰り返すことによって、身体感覚を再発見する。
【動きの内容】
1.震源地
全員で円をつくり、そのうちの一人が震源地になって、色々な動きを開始する。
他の者は、震源地の動きを真似る。
オニ(=ゲームにおける鬼)は円の中に入り、震源地を発見する。
2.立ち上がり
二人一組になって、座っている状態から、バランスを取りながら立ち上がる。
三人、四人・・・と増やしていく。
3.集まる
新聞の上に、複数人が乗る。
新聞からは見出さないように、一緒に乗っている他者と協働してバランスを取る。
【課題】
1.全ての「動き」について、自分の動きや感じていること/感じさせられたこと、見えたこと/見えてきたこと、などについて、“じっくり”丁寧に経験する。
2.全ての「動き」について、具体的な自分自身のうごきも含めて、1で経験したことを言語化する。 何をどこまで書くかは、各自で考えながら取り組む。
【次回までの課題】
1.本日の記述を整理してくる。
2.「歯磨き」をしているときに、何をどのように感じているのかを記述してくる。
歯磨きをはじめてからだけではなく、開始前から、どのような文脈の中で歯磨きを想起し、具体的にどのような場所で、どのような動きをして、何を感じたり考えながら歯磨きをし終えたのを記述する。
【実習中の写真】2008年10月21日撮影
集まるn
集まるn+1
足(考える葦)
新聞紙(実習後の状態)
新聞紙(実習後の状態:別の視点)
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