アロメトリー
allometry
解説:池田光穂
相対成長とも呼ばれる。動植物の個体サイズが変わることにより、代謝率や身体の部分の長さや大きさが変化するのかを比較するスケーリングの法則 性のことである。
身体の部分のサイズや代謝率などは、個々の身体全体のサイズの変化とは異なる成長率をとる。アロメトリーとは、そのような法則性を調べる研究領 域であり、またその結果得られた法則のことである。
一般にべき乗則は以下のような数式で表現できる。
べき乗則(アロメトリー)とは、変数yが変数xのべき乗(累乗)に比例するために、このように呼ばれる。
bが1より大きい場合は、その形態は身体全体の成長よりも大きくなることを意味し、逆に1よりも小さい場合は、身体全体の大きさの変化よりも、 その成長は低いものになる。
リンク
文献
ホットフィールド、ジョン『生き物たちは3/4が好き』野中香方子訳、化学同人、2009年
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099