抵抗への意思
Voluntad para la Resistencia
池田光穂
「バーリントン・ムーアが指摘しているように、不服従の表現の「唯一の前提条件」は「社会・文化空間」が存在して、それが多かれ少なかれ保護された飛び地を提供し、そのなかで、不満をもち、抑圧を受けた集団が会合し、議論し、動員し、行動する場所があることだ」(ロバート・ジェラテリー『ヒトラーを支持したドイツ国民』根岸隆夫訳、314ページ、2008年)。
ここにおけるバリトン・ムーアとは Barrington Moore, Jr., 1978. Injustice: The social bases of obedience and revolt. New York: White Plains.p. 482-3.のこと。
Copyright Mitzub'ixi, 2008