ワークショップ:
絆としてのアート:グローバール・ディアスポラ⇔東北
Art as "KIZUNA," Global Diaspora & TOHOKU
〈pdfフライヤー[画面見本は下記]:20110928ArtWSJap.pdf 212KB〉
3・11、9・11、ヒロシマ、フクシマ・・・最近、連続の記念日に、ローカルとグローバルの関係について改めて考えさせられます。災害時に、 詩は贅沢や現実からの逃避のように見えるかもしれません。しかし、物資援助だけではなくて、精神的な援助も必要ではないでしょうか。このワークショップで は、参加者の方に、ご自分のフィールドに近いディアスポラから代表的な詩や歌詞を紹介していただいて、ロール・プレイによるパーフォーマンス(寸劇)・コ ラボレーションを体験し、フィールドにおける応用について討論します。ディアスポラの人々が詩や歌で表現してきた孤立、疎外、喪失は、東北やハイチの被災 者の人々の心にどう響くか。励み、癒し、希望、エンパワーメントに繋がるか。私もいくつかの作品を用意しますが、どうぞお勧めの詩や歌詞を持参し、共有し ましょう。共有の過程で、偽の類推、偽の連帯、翻訳の可能性、文化的表象のような問題についても議論しましょう。
コーディネーター:ジェリー・ヨコタさん(大阪大学大学院言語文化研究科・教授)
とき:2011年9月28日(水):17時〜19時
ところ:大阪大学スチューデントコモンズ・セミナー室2
(大阪府豊中市待兼山町1-16大阪大学教育研究実践センター研究教育棟第I棟2階)
Access(G-Map): http://bit.ly/banPOM
主催:大阪大学GLOCOLディアスポラ研究会
共催:グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」研究プロジェクト班「在日外国人支援の現場における参与実践」
The Rhetoric of Diaspora
There are well-grounded fears that the use of the term "diaspora" has become so loose that it risks losing meaning. However, in the local wake of the Tohoku disaster, I judge it meaningful to examine how the intercultural circulation of artistic expressions of phenomena such as isolation, alienation, and connection in various diaspora around the world may contribute to empowerment, recovery, and conflict resolution for people suffering in diverse ways from similar adversities. As an affiliate of GLOCOL, the Global Collaboration Center at Osaka University, I am a member of the Diaspora Project investigating the impact of globalization on indigenous people and ethnic minorities. My chosen role is to investigate the potential of the arts for the prevention and resolution of conflict within and among diverse local communities.
Copyright Mitzub'ixi Quq Chi'j, 2011