コボちゃん作文ワークから、人々の解釈と理解の多様性を知る
解説:池田光穂
子育てサポーターのための多文化こども福祉講座 第1回 多文化子育てサポーターのための多様性理解
(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
日時:10月22日(土)13:00〜16:00
場所:コンパルホール(大分市)
ワークショップ課題(1) 「コボちゃん作文ワークから、人々の解釈と理解の多様性を知る」
1.四コマまんが『コボちゃん』の2つの作品をみて、自分が面白い、関心がある、興味深い、ユーモアがあると思う1つを選んで、まんがを見てい ない人にもわかるように、(面白い、興味深い、ユーモアがある、など)文章によって伝えられるように、作文しましょう(約200字)
2.作文ができたら、グループ・ワークをおこないます。まず司会と報告者を、互選で決めましょう。司会は、自分の発表もおこないますが、みなさ んの発言を促す役目です。報告者は、各グループでの話しあいの内容の要約を後ほど報告する役目です。
3.それぞれのグループのなかで、まず、まんがを見ずにみんなの説明を聞きます。全員が作文の内容を朗読してください。
4.発表が一順したら、まんがを見せながら、もう一度、各人が、なぜ面白かったのか、どういう点が興味深いのかについて、解説してください。
5.他の人の発表を聞いてみて、自分と共通する点、相違点などを中心に、さらに別な解釈が可能なのか、自分の考えが変わった/変わらなかった、 などについて話し合いましょう。
出典
・植田まさし『新コボちゃん 第21巻』芳文社、2011年
・工藤順一『文書術』中央公論新社、2010年(「コボちゃん作文」はこの本の著者の工藤さんの創案になるものです)
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