外部とのネットワークの出発点としての〈アメリカ留学〉
■外部とのネットワークの出発点としての〈アメリカ留学〉
・外部とのネットワークを切り開く、文化ブローカーという主体を構築する。
スクアント(あるいは ティスクワントゥム[Tisquantum, 1585?-1622])は1620年ピルグリム・ファーザーズを迎え入れた先住民族パチュケト(Patuxet tribe)のひとり。彼らのうちの一人ティスクワントゥムはちょうどヨーロッパから帰還した ばかりで流暢な英語を話し、巡礼たちを歓待した。クリフォードは、スクアントの中に、現代の文化人類学のインフォーマントにおけるさまざまな属性を見いだ し文化の媒介者〈兼〉移動者として先住民=インフォーマントを再考することを促すために、この用語(=スクアント効果)を提唱している(クリフォード 2002:29)。
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