拙著「第7章エピクロスの末裔たち:実験動物と研究者の「駆け引 き」について」をお読みになる読者の皆様へ
『人と動物、駆け引きの民族誌』奥野克巳編、はる書房、に収載
解説:池田光穂
拙著「第7章エピクロスの末裔たち:実験動物と研究者の「駆け引き」について」をお読みになる読者の皆様へ
このたびは、『人と動物、駆け引きの民族誌』奥野克巳編、はる書房、(担当箇所:「第7章エピクロスの末裔たち:実験動物と研究者の「駆け引 き」について」Pp.237-274)274pp.、2011年9月30日発行、をお買い上げいただき誠にありがとうございました!
日本の文化人類学研究において、実験室を研究対象にした数少ない民族誌であると、著者自身つよい自負心をもった、自信作であると思っています。 また、この研究は、人間と動物の関係をめぐる比較民族誌のひとつであり、また、自然科学者のもつコスモロジーと彼ら自身の感覚経験を、立体的に組み上げた 研究であるとも、作者自身は理解しています。もちろん、それを判定するのは、文部科学省の役人でもなく、同業の人類学者でもなく、この民族誌を素直な感覚 で読んでくださる、フレッシュな感覚をもつ、一般の人ないしは若い学生や院生の方たちであれば、私の望外の幸せです!
ただ残念なことに、初刷では、私の根本的なケアレスミスにより誤植が生じてしまいました。編者の先生、出版社ならびに読者の方々にお詫びして、 このページで、正誤表を掲示したいと思います。御面倒ですが、赤ペンなどで修正していだだければ幸甚です。pdf ファイルもダウンロードできます。【ファイル名:teiseiMikeda2011】
『人と動物、駆け引きの民族誌』奥野克巳編、はる書房、(担当箇所:「第7章エピクロスの末裔たち:人権動物と研究者の「駆け引き」について」 Pp.237-274)274pp.、2011年9月30日
誤字訂正:誠に申し訳ありません(池田光穂)
箇所→【誤】→【正】
p.246 l.30 → 実際にこの研究室でも。このような経験をもっている人には... → 実際にこの研究室でも、このような経験をもっている人には...
p.247 l.3 → 集中的な調査後の後でのフォローアップ... → 集中的な調査の後でのフォローアップ...
p.249 l.19-20 → 研究上の問題は何からの形 → 研究上の問題は何らかの形
p.254 最終行 → ジョンズ・ホプキンス大学大学で取得後 → ジョンズ・ホプキンス大学で取得後
p.256 l.15 → 研究室究室 → 研究室
p.256, l.24 → 研究室究室 → 研究室
p.256, l.26 → 研究室究室 → 研究室
p.256, l. 29 → 研究室究室 → 研究室
文献(この出版の続編です→御興味のある方はこちらへ)問い合わせはこちらです。
- 池田光穂:ハゲタカ物語『臨床精神病理』(日本精神病理・精神療法学会)33巻1号、Pp.3-6、2012年4月
- 池田光穂:「自然」の二重性:神経科学の実験室における動物と研究者『文化人類学』(日本文化人類学会)76(4):474-484、2012年4月
Copyright Mitzub'ixi Quq Chi'j, 2011-2012