現場において良好なコミュニケーションを模索するとは?
現場において良好なコミュニケーションを模索するとは?:2012年4月26日配付資料
以下の項目は、同書『医療におけるコミュニケーション・スキル』(チャールズ・ハインド編)のなかにあるスティーヴン・ライアン(Steven Ryan)「子供の先天異常を両親に告げる」(第2章)で報告されているチップス集をそのまま記載したものです(翻訳は邦訳に準拠)。
ここから、(1)先天異常の子供をもつにいたった両親がどのような気持ちの状態にあるのかを類推すると同時に、(地球人の)医療者による(2)「よい」コミュニケーション、および「悪い」コミュニケーションをどのように捉えているのか、まとめてみましょう。
1 コミュニケーションにおいて広くみられる医師側の問題点
2 望ましいコミュニケーションのあり方:患者および親の主だった関心事を以下の方法で聞き出す
3 両親を満足させる告知のあり方
4 告知に際して「規範的なあり方」
5 新たに奇形をともなう子供の親に生じうる感情的反応
6 両親における感情的な現れ方
※文献:Ryan, Steven. 「子供の先天異常を両親に告げる」『いかに“深刻な診断”を伝えるか』ハインド編、Pp.27-54., 東京:人間と歴史社。
【資料】授業では解説しませんでした。復習の際に、本日、皆さんが議論を通して学んだことを再考する――とりわけ課題の標題「現場において……」における〈現場〉とは何かを考える――ための資料です。
(出典:「現場力」http://cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/060518genba.html)
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