さかなら ず 読んでください

暴力の強度を数量化すること

body count politics

池田光穂


ここでは暴力の強度を数量に還元するという視座がみ られる。

「人間を量的見地から見ることは、ひとりひとりの生 命を奪う暴力よりも、さらに完璧な、いわば鳥瞰的な死のパースペクティヴを一望のもとに収める立場に立つことである」(澁澤 1989:109)

リンク

文献

●その他の情報:練習問題

これは、またまた、我々の検討課題である。次の事例 を検討しましょう。

事例 1.

【記事内容】

 AP通信によると、00年9月末に始まったイスラ エルとパレスチナの武力衝突によ る双方の死者は21日までに計2002人に達した。内訳はパレスチナ側が1533人、イスラエル側が469人。

 パレスチナ側の死者には自爆犯やパレスチナ支持デ モで死亡したアラブ系イスラエル 市民、イスラエルに内通したとして同胞に殺されたパレスチナ人などが含まれ、イスラエル側には自爆テロに巻き込まれた中国人やフィリピン人も含まれてい る。

【配信通信社情報】(エルサレム共同)(毎日新聞) [(2002年:引用者)4月22日20時37分更新]

事例 2.


Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099