コロンブス航海誌にみられる(新大陸と輸入)犬に関する記述
Mis cuchos-Xolos grotescos puros mixicanismos que yo amo
池田光穂
・「この島にも、また、他の島々にも、四つ足の動物
はまったくといっていいほど見当たりません。例外として、わたくしたちの国にいるのと同じような、さまざまな色をした何種類かの犬がいます。わたくしたち
が、ゴスケと呼ぶ大きな犬を大きくしたような姿か
たちをしています」――ディエゴ・アルバレス・チャンカ博士がセビリア市会へ宛てた書簡(平凡社版『完訳
コロンブス航海誌』p.325)。編訳者・青木康征、1993年※「ゴスケ」は現在の正書法では gozque, あるいは perro pozque
と表記する。
・「次に、閣下のご要望にしたがい、陸上に生息する 四つ足動物についてお話しますが、その数はきわめて少数で、以下のようなものがいます。吠えない犬と三種類のウサギ、すなわち、ノウサギほどの大きさのウ サギ……。これらの島では動物らしい動物はほとんど見当たらないため、提督は必要度がもっとも高い動物をエスパーニャから連れてきました。その結果、豚、 ニワトリ、犬、それに猫が飼われています」――ジェロラモ・アナリに宛てたミケーレ・デ・クオネの書簡(平凡社版『完訳コロンブス航海誌』p.359)。 編訳者・青木康征、1993年
・「彼ら(=先住民、引用者)は、また、犬を食べま
す。とりたてて美味というものではありません」――ジェロラモ・アナリに宛てたミケーレ・デ・クオネの書簡(平凡社版『完訳コロンブス航海誌』
p.361)。編訳者・青木康征、1993年。
文献
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