大阪大学CO
デザインセンターにおける研究データの保存等に関するガイドラインについて
研究推進室長です。
過日2017年1月26日に開催されましたCOデザインセンター研究倫理研修会へのご参加ありがとうございました。
その際に「研究データの保存等に関するガイドライン」についてのお知らせと説明が抜けておりましたので、本状をもってそれを補完し、皆様の今後 の対応方策のための情報としてお知らせします。
本学のみならず大学・研究機関における研究データの保存の厳格化の理由には大きく分けて2つあります。
1.研究に関する独自性の機密保持、個人情報保持、論文投稿における追加の情報記載などの要請、公的研究費における情報開示請求への対応などで す。これは従前からのルールです。
2.実験ノートやアンケート統計などのいわゆる生データ情報の保管と、管理組織からの照会があった際の開示対応です。これは2014年の理研・ 小保方研究不正事件以降、各組織や日本学術会議などでガイドライン整備などがすすんできました。
大阪大学では上位規程として「大阪大学における研究データの保存等に関するガイドライン」を定めていますが、各組織でもそれに対応状況について の確認連絡が定期的にあります。そのため、センター発足時と同時に「大阪大学CO デザインセンターにおける研究データの保存等に関するガイドライン」が定められました。ただし、センターが発足した際に、大量の法規が作成されたために、 この事実について御存知のない方がほとんどではないかと思います。
主・代表研究者、共同研究者を問わず、COデザインセンターの教員・研究員・学生等関係者がかかわる実験・調査・観察等で得たデータや、調査対 象者の名簿や個人情報に関しても、各種法令にしたがって保管義務や保管管理について遵守することが定められています。また、御本人の退職や他大学や他研究 機関への転職においても、当該機関(=CSCD)への保存が義務づけられていたり、複製等で移動する場合の追跡情報についても管理する必要があります。学 内兼任に関しては、本務部署の規程に優先しますが、共同研究者として本センターが関与するものには、このガイドラインが適用されることがありますので、あ わせて御確認ください。
以上の趣旨を鑑みて、本状に添付しているガイドラインをこの機会に御一読ください。また、このことに関して御意見や御要望に関しては研究推進室
(および室長)までお気軽に御相談ください。
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