エミールの怨念から自由になること
On anti-paedophilia for Émile,
ou De l'éducation, or secret sexual life of Ludwig Josef Johann
Wittgenstein
池田光穂
ウィトゲンシュタインの性的アイデンティティ生活の 行状に、後の人たちがこれほど心を配り、あるときには激怒し、またあるときには冷静になれと説諭している様をみるに、セックス(愛?いえいえアイデンティ ティ生活=ライフでしょう?!)と思索を切り分けようというある意味での《デカルト的切断》あるいは《デカルト的去勢》というものの、おぞましさが感じら れる。その意味では、思索運動における《バリアフリー》が可能になりつつある、ポストモダン情況というのは、このましい・うららかな春のような心地よさが ある。ま、いつまで続くかわかんないけど。
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