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ボリス・ウスペンスキーの図像の記号学

On semiotic analysis of iconographic images by Boris Uspennsky

池田光穂

ボリス・ウスペンスキー(1937- )は、旧・ソビエトの言語学者、記号学者「言語学では類型論、ロシア語史、記号論では「モスクワ・タルトゥ学派」に属し、文学、イコンなど」に功績。

英語のウィキペディア(Boris Andreyevich Uspensky, 1937- )には、5パラグラフのあっさりとした解説しかない。

最後のイコン研究は、北岡誠司より『イコンの記号学』(新時代社、1983)で出版されている。

これは、《民衆の前に示される図像は、未解読の言語(システム)で記述された何らかのテクストであるというテーゼをウスペンスキーは提示している (ウスペンスキー 1983:12-13)。

また、イコンにあらわれている図像は、通常の絵画技法(例えば遠近法)を使われながらも歪に変形(デフォルマシオン)していることに着目し、す でに先行してある伝統的表現形態(コンベンショナリティ)との対比のなかで、記号論的に刻出されるべき課題だともいう (ウスペンスキー 1983:13-15)。

イコノクラスト(聖像破壊者)とイコノデュール(聖像崇拝者)との論争(ウスペンスキー 1983:21)。

写真は Boris Uspensky より(ヨーロッパ・アカデミーより)

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文献

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

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