Xenophobia(外国[人]嫌い)の発音について
pronunciation of Xenophobia
一国一民族(ネーション)というナショナリズムは、しばしば、外国[人]嫌いという性向の学 習を国民に促すようである。
日本のネトウヨやそれを指示する「在特会」にみられるような、非合理的な敵意はその見本であ る。では、この外国人嫌いの発音はどう発音されているのか?
英語にもとづく日本語の表記では、ゼノフォビアという。
ギリシャ語では「クセノフォビア(ξενοφοβία)」と発音する。
OEDならびにインターネット各種の発音ソフトを複数チェックしたところ、日本語の他の論者
が標記して定着しているところの英語では、OEDの発音表記では、発音記号で(zɛnəˈfəʊbɪə)
インターネットでは、Google translator 各種ありますが、メリアム=ウェブスター辞書の発音でも、
http://www.merriam-webster.com/dictionary/xenophobia
となっている。
また、フランコフォンでは xénophobie となりますが、ラルースの辞書でも、
http://www.larousse.fr/dictionnaires/francais/x%C3%A9nophobie/82881
となる。
英語では、ゼノフォビア、あるいはゼーノフォビアと聞こえ、フランス語ではゼノフォビあるい はゼノフォビィと聴こえる。
唯一スペイン語ではxの表記はsとなりますので「セノフォビア」あるいは「セノフォービア」であるが、これは例外。
日本語でまれにクセノフォビアと表記をされるのか推測するに、ギリシャ語ふうの冒頭zの発音 をされているのではないかと思う。
xeno- の語源はギリシャ語でξενο-
これは日本語で発音表記すると「クセノ—」となります。Xenophon(人; Ξενοφών、クセノフォン)でお馴染 みの発 音となる。
というわけでギリシャ語に発音すればようやく「クセノフォビア(ξενοφοβία)」とな る。
ゼノフォビア/クセノフォビアは、文 化相対主義 / 自民族中心主義を説明する際に使われる重要な用語にな る。
●ゼノフォビック・コミックの金字塔(World Apartment Horror, 1991)
ワールド・アパートメント・ホラー(今 敏 (著), 小川 寿夫 (著), 大友 克洋 (原著))
今敏(こん・さとし)について
「1963年10月12日生まれ。北海道札幌市出 身。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。大学在学中の1985年、ちばてつや賞佳作『カーヴ』で漫画家デビューを果たす。1990年、『海帰線』でヤ ングマガジン初連載。同年『老人Z』(大友克洋原作・脚本)に美術設定として初参加し、アニメーションにもかかわっていく。1997年、映画 『PERFECT BLUE』で初監督。以後『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『妄想代理人』『パプリカ』(筒井康隆原作)と、アニメーション監督として国内外で高い 評価を受ける。最新作『夢みる機械』では、原作・脚本・監督として指揮をとるも、2010年8月24日、すい臓がんのため永眠。享年46歳。」 Amazon.co.jp より)
この作品は大友克洋により、実写の映画作品となる→
「大友克洋の実写初監督作品。アジア系労働者が住む、とあるボロアパートを舞台に、地上げのために住み込んだチンピラ青年と住人たちとのやり取りを奇怪な
霊現象を交えコミカルに描いた風刺コメディ。外国人労働者たちが住みつくアパート南海荘。ヤクザの一太は地上げのため、このアパートに引っ越してくる。そ
してアパートの住人に嫌がらせをするが、彼らは一向に立ち去らない。やがて一太は奇怪な現象に悩まされていく……」https://movies.yahoo.co.jp/movie/86720/story/.
より
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"I should not like my writing to spare other people the trouble of thinking. But, if possible, to stimulate someone to thoughts of his own," - Ludwig Wittgenstein
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