Ttxoolil Qyool Mam
マム語文法
マム語は中央アメリカのグアテマラ西部高地――最近では北アメ
リカの都市周辺においても!――を中心に話され
ている。言語学上はマヤ語族・高地西マヤ語群・マムグループに属する言語で、言語人口は推定60万人以上である。マム語は他のマヤ語と同様、人称代名詞に
<能格 ergative>と<絶対格
absolutive>の2種をもつ、能格――他動詞構文の主語は自動詞構文の主語と異なり後者は他動詞の目的語と同じ活用をする――構成を認める言語の
一つである。それ以外にも、方位概念を表象する関係詞などが豊かであり、マム語で表象される宇宙観や人間観を知る手がかりも豊富にある。
この授業はユニークな構造を もつマヤ語のマム語について、その音韻論・形態論・統語論の基礎を学び、さまざ まなテキストを分析し、言語資料を中心とした文化人類学的考察をおこなう。
テキスト:B'aay y Ajb'ee. 1997. Ttxoolil Qyool Mam: Gramatica Mam. Guatemala: Cholsamaj.
1.音声学
2.形態論
3.統語論
テキスト:パスワードなし
参考文献: マム語文典(6つのファイル:パスワードなし)2.3MB〜4MB(池田光穂作成による学習ノート)
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文献
その他の情報
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099