学者（研究者、学生、院生）の仁義とは何だろうか？   ジェフ・ジャービス（Jeff Javis, 1954- ） の『デジタル・ジャーナリズムは稼げるか？』（Geeks Bearing Gifts. ちなみに同じ書名の本がTed Nelsonによって2008年にに出版されているがジェフに「仁義」があるかどうかはわかんねぇ）によると、彼のジャーナリスト魂の10項目が、学者と りわけ人文社会系の「学者の仁義」ここに極まれり！その心、我が意を得たり！という項目なので、８番目を除いて（８番は「論文」がオリジナルでは「物語」 となっている）アレンジせずに訳書（ジャービス 2016:198-199）より引用する。

• １．絶えず真理を追求する
• ２．他の何者からも独立している
• ３．偏りがなく公平である
• ４．常に公共の利益を考える
• ５．監視者としての役割を果たす
• ６．人々に議論の場を提供する
• ７．常に最新の情報を提供する
• ８．知りえたこと考えたことを「論文」にして伝える（注：オリジナルは「知り得たことを物語にして伝える」）
• ９．断片的な情報を集約する
• 10．センスメイキング（身の回りで今何が起こっているのかを感じ取ること）
  

リンク

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文献

• デジタル・ジャーナリズムは稼げるか : メディアの未来戦略 / ジェフ・ジャービス著 ; 夏目大訳, 東洋経済新報社 (2016)
  

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