かならず 読んでください

「ちょんぼ」は「差別語」ではない!

The Japanese word, CHOMBO, is NOT for racial pejorative use!

COデザインセンター梟さん

池田光穂

「ちょんぼ」は「差別語」だという御指摘がありまし た。そのため、それに当たるかどうか、ちょっと調べてみました。

◎日本語俗語辞典

「ちょんぼとはもともと麻雀用語で、役が揃ってない 牌の状態で間違ってあがってしまうことをいう。これを中国語では錯和(ツァホウ:間違ったあがり)または冲和(チョンフォウ:虚しいあがり)といい、この いずれかが変化してちょんぼになったとされる。ここから1970年代後期にはうっかりミスや間違いのことをちょんぼというようになる。また一部では万引き という意味でも使われる」

http://zokugo-dict.com/17ti/chonbo.htm

◎アルク:「「ちょんぼ」って差別用語の「ちょん」 と関係がある?」

「結論から言って、「ちょんぼ」は差別用語としての 「ちょん」とは関係ありません。この言葉は麻雀用語である「錯和」または「冲和」から来ています」

◎三省堂:大辞林

麻雀用語。あがりの牌を間違えること。/うっかり しておかした失敗やミス」(出典:https://bit.ly/3c7fcW4

【教訓】ICTの普及した現在です。自分の常識が間 違っているかもしれないという「健全な警戒心」をもちましょう。

【補足説明】私の所感。ちなみに、僕の青春時代に は、狭山裁判闘争、指紋押捺拒否運動など、反人権差別など沢山ありました。今日のマスコミによる言葉狩りは、筒井康隆筆禍事件以降、ヒステリックになり、 ヤバイことばが使わないほうがいいという風潮になっています。しかしNHK-eテレ「バリバラ」などの当事者からの発語や自己復権運動などをみるにつけ て、言葉狩りそのものは、反差別運動には奇妙な捩れ=言葉を抑圧して差別構造を温存するという副産物を産んだようです。現在、ヘイト・スピーチに対して毅 然とした態度をとることが、大学人にも求められていますが、その重要な問題は、コンテンツの内容の論理性/非論理性であり、その用語の使用如何ではないと 思います。

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