かならずよんで ね!

歴史プロファイリング

Profiling historical events, or historical profiling techniques

池田光穂

私の関心は、戦間期の日本の民族学者がどのように、体制に適合して/あるいは時には離反したり/距離をおいて、みずからの研究を推進していったのか、ということである。

そのためには、体制と研究テーマと、その研究者が体 制に対して、どのような関係をとり結ぶのかという、基本的なデータが必要である。ここでの研究者は、現在の研究者も含めて、中生勝美『近代日本の人類学史 : 帝国と植民地の記憶』 風響社 , 2016年を中心にリストアップしてみよう。ここには、民族学者以外の人も含まれる

赤松啓介(1909-2000)


赤松智城(1886-1960)


秋葉隆(1888-1954)


浅井恵倫(1895-1969)


浅井辰郎(1914-2006)


姉崎正治(1873-1949)


姉歯松平(1885-1941)


天海謙三郎(1884-1962)


有光次郎(1903 - 1995)


有泉亨(1906-1999)


有賀喜左衛門(1897-1979)


井筒俊彦(1914-1993)


伊藤博文(1841-1909)


伊能嘉矩(1867- 1925)


飯塚浩二(1906-1970)


飯山達夫(1904-1993)


池田敏雄(1916-1981)


石田英一郎(1903 - 1968)


石田典平(1905-1988)


石堂清倫(1904-2001)


石光真清(1868-1932)


泉哲(1873-1943)


泉靖一(1915-1970)


磯野誠一(1910-2004)


磯野富士子(1918-2008)


板垣雄三(1931-)


板垣与ー(1908-2003)


稲葉岩吉(1876-1940)


今西錦司(1902-1992)


今西龍(1875-1932)


今村鞘(1870-1943)


今村豊(1898-1971)
「筆者と同時代に満蒙で原住民の頭骨採集が露見して、身に危険及ぼうとした我国の学者が少なくとも2人いる。どの民族でも他國人に骨をとられるのを喜ぶ筈はない」今村豊(1950:100)
『季刊民族学研究』15(3-4)99-103,1950.
岩永博(1915-2010)


岩畔豪雄(1897-1970)


岩村忍(1905-1988)


岩生成一(1900-1988)


ゥェスターマーク(Westermarck, Edward, 1862-1939


ウォーラ一ステイン(Wallerstein, Immanuel Maurice, 1930-2019)


ヴィルヘルム1 世(Wilhelm 1,1797-1861)


ヴント(Wundt, Wilhelm Maximilian, 1832-1920)


宇野圃空(1885-1949)


上田常吉(1887-1966)


上山満之進(1869-1938)


移川子之蔵(1884-1947)


幼方直吉(1905-1991)


梅謙次郎(1860-1911)


梅悼忠夫(1920-2010)


エンゲルス(Engels, Friedrich, 1820-1895)


江上波夫(1906-2002)


小川尚義(1869-1947)


小倉進平(1882-1944)


小田内通敏(1875-1954)


小田省吾(1871-1953)


尾高邦雄(1908-1993)


尾高朝雄(1899-1956)


織田万(1868-1945)


及川宏(1911-1945)


大岩誠(1901-1957)


大内丑之助(1865-1920)


大川周明(1886-1957)


大久保幸次(1887-1947)


大間知篤三(1901-1970)


大山彦ー(1900-1965)


岡茂雄(1894-1989)


岡正雄(1898-1982)


岡田謙(1906-1969)


岡松参太郎(1871-1921)


折口信夫(1887-1953)


カークッド(William Montague Kirkwood, 1850-1926


ガブリェル・フェラン(Ferrand, Gabriel, 1864-1935)


ガンディ(Gandhi, Mahatma, 1869-1948)


貝塚茂樹(1904-1987)


鹿野忠雄(1906-1945?)


筧克彦(1872-1961)


金井章次(1886-1967)


金沢誠(1917-1991)


金関丈夫(1897- 1983)


蒲生正男(1927- 1981)


蒲生礼ー(1901-1977)


川喜田二郎(1920-2009)


河部利夫(1914- )


河原操子(1875-1945)


神田喜一郎(1897-1983)


木原均(1893-1986)


木村肥佐生(1922 -1989)


吉良竜夫(1919-2011)


岸田久吉(1888-1968)


清野謙次(1885-1955)


北村信昭(1906-1999)


金樹仁(1879-1941)


クーン(Kuhn, Thomas Samuel, 1922-1996)


グッドイナフ(Goodenough, Ward Hunt 1919-2013)

クノー(Cunow, Heinrich Wilhelm Carl,1862-1936)


クライナー(Kreiner, Josef, 1940-)


クレーマー(応amer, Augustin, 1865-1941


クバリー(Kubary,Johann Stanilaus 1846---1896


グロータース(Grootaers, W. A., 1911-1999)


クロポトキン(Kropotkin, Petr Alekseevich1842-1921)


クロフォード(Crawford, Osbert Guy Stanhope1886-1957)


楠井隆三(1899-1991)


以上、100名

黒板勝美(1874-1946)


桑原武夫(1904-1988)


コーラー(Kohler, Josef, 1849-1919)


コルディエ(Cordier, Herui, 1849-1925)


小金井良精(1858-1944)


小中勝利(1920?-)


小林元(1904-1963)


小林宗三郎(2012- ?)


小林宗三郎(2012- ?)


小村不二男(1912-1998)


小山栄三(1899-1983)
東京帝国大学新聞研究室の第1回 生で、昭和10(1930)年三省堂から「新聞学」を出版。13(1936)年立教大学教授となり、14(1937)年厚生省人口問題研究所研究官、18 (1938)年文部省民族研究所員兼企画院調査官。24年総理府国立世論調査所長となり、世論調査を初めて日本で行い、現在の基礎を築いた第一人者として 知られる。35年立教大学社会学部長、39年定年退職し、名誉教授。38〜48年日本広報協会理事長を務めた。ほかの主著に「人種学概論」「民族と人口の理論」「新聞社会学」「比較新聞学」「広報学」「マス・コミの功罪」などがある。

古在由重(1901-1990)


児玉源太郎(1848-1899)


後藤新平(1857-1929)


後藤冨男(富雄) (1909-1976)


甲田和衛(1920-1993)


江実(1904-1988)


越幸一(1915-1969)


今和次郎(1888-1973)


近藤武(1915-?)


サイード(Said, Edward W., 1935-2003)


佐木秋夫(1906-1988)


佐口透(1916-2006)


斎藤実(1854-1936)


酒井行雄(1906- 1989)


作田荘ー(1878-1973)


笹目恒雄(1902-1997)


澤田四郎作(1899-1971)


シュミット、ヴィルヘルム(Schmidt, Wilhelm1868-1954)


シロコゴロフ(Shirokogoroff, Sergei M., 1887-1939)


ジョル(James Joll, 1918-1994)


四方博(1900- 1973)


四王天延孝(1879-1962)


清水昭俊(1942-)


清水三郎(1918-1939)


柴田常恵(1877-1954)


白井光太郎(1863-1932)


幣原坦(1870-1853)


篠田統(1899-1978)


渋沢敬三(1896-1963)

島五郎(1906- 1977)


守随一(1904- 1944)


白鳥庫吉(1865 -1 942)


ストッキング・ジヨージ(Stocking, George W,1928- 2013)


須田昭義(1900- 1990)


須藤健一(1946-)


須藤利ー(1901-1975)


須山卓(1910- 1981)


鷲見東観(1914-2007)


末弘巌太郎(1888- 1951)


末松保和(1904-1992)


杉浦健一(1905-1954)


鈴木栄太郎( 1894-1966)


鈴木二郎(1916-2008)


鈴木朝英(1909-2000)


鈴木経勲(1853 - 1938)※つねのり


鈴木誠(1914 -1973)


セリグマン(C.G.Seligman Charles Gabriel,1873-1940)


瀬川孝吉(1906-1998)


関敬吾(1899- 1990)


善生永助(1885-1971)


ソローキン(Sorokin, Pitirim Aleksandrovich,1889-1968)


染木煦(1900- 1988)※そめき・あつし


田口卯吉(1855-1905)


田代安定(1856 - 1928)


田中正四(1915-1997)


田中香苗(1904- 1985)


田辺寿利(1894-1962)


田保橋潔(1897- 1945)


多田等観(1890- 1967)


多田文男(1900-1978)


竹内好(1910- 1977)


高岡熊雄(1871 -1961)


高田保馬(1883 - 1972)


高橋亨(1878- 1967)


高橋文太郎(1903-1948)


橘撲(1881 - 1945)※たちばな・しらき


谷正之(1889- 1962)


千種達夫(1901 - 1981)


土橋一次(1886 -1954)


坪井正五郎(1863-1913)


テンニエス(Ferdinand Tonnies, 1855-1936)


デュルケム(Durkheim, Emile, 1858-1917


出口王仁三郎(1871 -1 948)


トロツキー(Trotsky, Leon, 1879-1940)


戸田貞三(1887- 1955)


徳田御稔(1906-1974)


徳永康元(1912 -2003)


徳永重康(1874- 1940)


鳥居きみ子(1881 -1959)


鳥居龍蔵(1870- 1953)


内藤莞爾(1916-2010)


内藤智秀(1886- 1984)


直江広治(1917-1994)


中井猛之進(1882- 1952)


中尾佐助(1916- 1993)


中川善之助(1897-1975)


中島敦(1909- 1942)


中根千枝(1926-2021)


中野清一(1905-1993)


以上、200名

中山正善(1905- 1967)


西晋一郎(1873 - 1943)


西川一三(1918-2008)


西堀栄三郎(1903 - 1989)


西村朝日太郎(1909- 1997)


西村真次(1879- 1943)


ネフスキー(Nevskii, Nikolai Aleksandrovich1892-1938)


野原四郎(1903 -1981)


野間清(1907-1994)


野村正良(1914- 1991)


ハッドン(Haddon, Alfred Cort, 1855-1940)


バック (Buck, Pearl S, I892-197 3)


バッハオーフェンJ.J. (Bachofen, Johann Jakob, 1815-1887)


波多江信広(1901-1980)


長谷部言人(1882- 1969)


馬場脩(1892 -1979)


橋浦泰雄(1888-1979)


旗田 巍(1908- 1994)※はただ・たかし

濱田耕作(1881 - 1938)


林銑十郎(1876- 1943)


林達夫(1896- 1984)


原覺天(1901 - 1988)


原ひろ子(1934-2019)


伴豊(1920- 1944)


ビスマルク(Otto Eduard Leopold von Bismarck1815-1898


比嘉春朝(1883-1977)


姫岡勤(1907- 1970)


フリーマン(Freeman, Derek, 1916-2001)


福島正夫(1906- 1989)


福武直(1917- 1989)


藤枝晃(1911 - 1998)


藤田和夫(1919-2008)


藤田亮策( 1 892- 1960)


藤山一雄(1889- 1975)


古野清人(1899- 1979)


ベルンハルト・モリッツ(Moritz, Bernhard1859-1939)


べイヤー(H. Otley Beyer, 1883-1966)


ボアズ(Boas, Franz, 1858-1942)


ボース(Bose, Subhas Chandra, 1897-1945)


ポスト (Post,Albert Hermann, I83 9-1895)


穂積重遠(1883- 1951)※ほづみ・しげとお


本田正次(1897-1984)


マスペロ(Henri Maspero, 1883-1945


マリノフスキー(Malinowski, Bronislaw, 1884-1942)


マルクス(Marx, Karl, 1818-1883)


馬淵東ー(1909 - 1988)


前嶋信次(1903-1983)


牧野巽(1905- 1974)


松井等(1877-1937)


松岡静雄(1877-1936)


松沢動(1906-1990)


松田壽男(1903 - 1982)


松村瞭(1881 - 1936)


松本信広(1897- 1981)


ミード(Mead, Margaret, 1901-1978)


三浦周行(1871-1931)


三井高陽(1900 -1983)


三吉朋十(1882-1982)※みよし・ともかず


箕作麟祥(1846-1897)※みつくり・りんしょう


宮嶋博史(1948-)


宮本常一(1907-1981)


宮本延人(1901-1988)


村野孝(1910- 1993)


村山智順(1891-1969)


メーン(Henry S Maine, 1822-1888)


目賀田種太郎(1853-1926)


モース(Morse, Edward Sylvester, 1838-1925)


森丑之助(1877- 1926)


森於菟(1890-1967)


森為三(1884- 1962)


森下正明(1913 - 1997)


八幡一郎(1902-1987)


八木奘三郎(1866-1942)※やぎ・そうざぶろう


箭内健次(1910-2006)


柳田国男(1875 - 1962)


山田盟子(1926-)


山中篤太郎(1901-1981)


山本幸雄(1911-2007)
※403,505ページには、満州航空会社の山本幸雄があり(小山内通敏の関係者)であるが、索引の生没年は元衆議院議員の同姓同名の人物のそれが引用されているので(風響社による?はその理由か)、同一人物かどうかの検証が必要。

米田庄太郎(1873-1945)


ラティモア(Owen Lattimore, 1900-1989)


ラドクリフ=ブラウン(Radcliffe - Brown, Alfred Reginald, 1881-1955)


リヴァ一ス(Rivers, William Halse, 1864-1922)


ローウィ(Lowie, Robert Hany, 1883-1957)


和崎洋一(亘宏) (1920 -1992


陳紹馨(Chen shaoxin,1906-1966


盛世才(Cheng shi-cai, 1987-1970)


胡適(Hu shi,1891-1962)


程南善(Jie Nansan,1890-1957)


魯迅(Lu xun,1881-1936)


溥儀(Pu yi,1906-1967)


孫晋泰(Son Jin-tae, 1900-?)


張作霖(Zhang zuolin,1875-1928)


張鳳挙(Zhang fengqu,1895-1985)
※p.353にある脚注50の陳(2001:44-45)は文献リストにない

周作人(Zhou zuoren,1885-1967)


李能和(I Nǔng‐hwa, 1868 -1945
世界大百科事典(Online)では1869-1943.
















以上、300名

忽那将愛(1908-1995)※くつな・まさちか











































































































































































































































































































以上、400名

北京大学教師の集合写真(左より劉半農、沈尹黙、陳大斉、馬裕藻、張鳳挙、周作人、李玄伯) 撮影時期不詳だが1930年前後

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その他の情報

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