はじめに よんでください

次世代型のイノベーション人材育成とはなにか?

What is Human development for Future Innovation?

池田光穂

政府系機関の科学技術振興機構(JST)は、「次世代人材育成事業」ということを説明して次のように指摘している。

「科学技術イノベーションを推進していくためには、 次世代の科学技術を担う子供たちの育成を継続的・体系的に行うことが必要です。/このため、次世代人材育成事業では、将来科学技術分野で活躍し、イノベー ションを創出する人材を育成するために、学校・科学館・大学・研究機関・民間企業等と連携して/(1)理数系に優れた素質を持つ子供たちの才能の更なる伸 長、(2)理数好きの子供たちの裾野の拡大/を推進しています」https://www.jst.go.jp/cpse/risushien/introduction.html

これは、単に、「科学技術イノベーションを推進していくためには」、科学技術に明るい理系人材を育てなければならないという、猿にもわかる、明確な説明である。だが、しかし、内容がわかりすぎるので、単純なスローガン「理系人材の育成が重要」以上の何も言っていない。こんな組織が国民の税金でまわしているということ自体が不思議である。

私のこのHPの目論見は、上の団体の見解とはまったく異なる、ファンダメンタルな指摘である。つまり、(I)「次世代型のイノベーション」とはなにか?(II)イノベーションというものは、人材育成を通して本当に可能になるのか?そして、(III)人材育成、つまり教育が、次世代のイノベーションになった事例、そうでならなかった事例を発掘し、それらを比較対照し、はじめて次世代型のイノベーション人材育成に、道が開かれているのではないか、ということだ。

整理しよう。このHPのテーマである「次世代型のイノベーション人材育成」について考えるために次の3つの論点を整理する

(I)「次世代型のイノベーション」とはなにか?【その問いに答える】

(II)イノベーションというものは、人材育成を通して本当に可能になるのか?【その問いに答える】


(III)人材育成、つまり教育が、次世代のイノベーションになった事例、そうでならなかった事例を発掘し、それらを比較対照し、はじめて次世代型のイノベーション人材育成に、道が開かれているのではないか?【その問いに答える】

(I)「次世代型のイノベーション」とはなにか?

(II)イノベーションというものは、人材育成を通して本当に可能になるのか?

(III)人材育成、つまり教育が、次世代のイノベーションになった事例、そうでならなかった事例を発掘し、それらを比較対照し、はじめて次世代型のイノベーション人材育成に、道が開かれているのではないか?


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