かならずよんで ね!

自己評価報告書

池田光穂(2020)

池田光穂

これから、以下の4つの点について、自己報告します。

(a)教育活動に関する自己評価

(b)研究活動に関する自己評価

(c)大学運営協力に関する自己評価

(d)産学共創・社会貢献活動に関する自己評価

***

(a)教育活動に関する自己評価

(1)教授法の改善成果(授業に対する評価)として は、1996年より大学内で導入されたインターネットのウェブサイトによる授業情報の発信と電子メールによる双方向通信により学生の予習復習の効率化に努 めてきた。2005年以降は大阪大学コミュニケーションデザインセンターにおいて臨床コミュニケーション科目の実施をとおして日本でも早期のアクティブ ラーニング、対話型ワークショップを実践をとおして経験を積み重ねてきた。

(2)カリキュラム開発への貢献としては、大学運営の授業支援システムと職場のホームページをハイパーリンク化することで、授業の進行中でも、学生の必要な情報をオンデマンドで閲覧できるシステムを独力で構築した。

(3)テキストの刊行と改善については、インター ネットによる資料ページやリンク集をつくることで、学生はいつでもどこでも予習復習することができるようにした。また医療人文学の教科書『看護人類学入 門』では、敬体文体の採用により「わかりやすい」「親切である」という評価を学内外でいただいている。

(4)シラバス改善については、学内のFDワークショップの運営を主導し、そこで自ら提供したシラバスを素材に、改善の方法のビフォー・アフターの改善プログラムを示すことで、あらゆる科目の教員の気づきを改善につなげる方法を提唱した。

(5)学生による授業評価結果としては、アンケート 等の調査でも概ね好評であるが、その理由は、授業前には、その分野での効率のよい勉強法の解説指導おこなっているせいであるとの報告を受けたことがある。 また、他の教員にも積極的に授業参観に招待し、フィードバックを受けている。

(6)卒業論文・学位論文の指導実績においては、熊本大学文学部時代におよそ150名の卒業論文の指導をおこなった。大阪大学赴任後は、兼任教員の人間科学研究科の博士論文の副査を5件務めた。その博士論文のうち、2冊は出版助成を受賞し出版にされた。

(7)一般教育への貢献は、全学の大学院生むけの一般教育(高度教養教育)の部門長を含めて、ほとんどあらゆるタイプの学際教育プログラムの監督マネジメントの職務についている。

(8)専門分野に関わる啓蒙的著作については、(3)で触れた教科書の他に『認知症ケアの新しい創造』『コンフリクトと移民』『暴力の政治民族誌』などの書物において新しい記述や修辞法のスタイルを提起、実践している。

(9)FDプログラム等教授法改善プログラムへの参加については、センター長として部局内のFD開催を毎月運営させ、数回に一度は指導をおこなっている。全学FDにも過去に4度の講師を務めている。

(10)教育関連論文・講演に関しては、主にアクティブラーニングと問題にもとづく教育(PBL)の講演、ならびに研究倫理に関する講演を過去10年間のあいだに国際会議を含む学外で10数件おこなっている。

(11)学生のキャリア開発への貢献は、大阪科学技術センター主催のネクストリーダーワークショップセミナーの総合ファシリテーションを担当し、そこに大阪大学の大学院生を招聘し、ビジネスイノベーションに関する啓蒙活動等に務めている。

(12)公開授業報告については、年に1〜2度、学外の講演会によばれたり、自らの授業を一部公開し、一般市民の聴講を可能にしている。

(13)オフィスアワーの指導実績については、1科目につき、1週間のうち2時間の時間帯を設けてこれまで、学生相談の窓口を設置している。

(b)研究活動に関する自己評価

(1)研究業績の解説と自己評価については、医療人 類学とりわけ国際保健医療援助の文化人類学的研究、ならびに医療人類学教育に40年以上かかわり、10数冊の単著共著の専門書に関わる。日本における代表 的医療人類学であるとマギル大学名誉教授のマーガレット・ロック先生より講演会等では指摘していただいている。この20年間では世界の先住民運動の社会動 態の現地調査にかかわり、本年『暴力の政治民族誌』を公刊した。それ以外に、文化人類学史、保険医療社会学(認知症ならびにハンセン病)、生物多様性の社 会化、脳科学研究室の科学社会学的分析、人間と動物と動物学者の三者関係の社会的オントロジー研究、教育現場における認知行動論研究などについて従事して きた。そのエビデンスは科学研究費補助金DB等からアクセスできるが、これまで41件の日本学術振興会科学研究費補助金ならびに外部資金の援助をうけて研 究した。

(2)業績の紹介については、ウェブページで紹介し ている。履歴(英文:http://bit.ly/1KzywKv)と業績リスト(和文+欧文:http://bit.ly/ModMaQ)を参照された い。著作70冊、論文140本、翻訳3件、学会研究発表ならびに学術講演205件、一般向け講演43件、書評文献記事等200件。

(3)学会活動実績は上掲のサイトにてアクセス可能で、学会研究発表ならびに学術講演205件である。

(4)学際的研究は、専門の医療人類学(医学研究と人類学)をはじめ、社会学、科学史・科学論、政治学、心理学、認知行動科学、教育社会学、教育方法論、コミュニケーション研究などすべての領域で、単独ではなく共同研究をおこなってきた。

(5)学外の研究助成への申請並びに採択状況については、再掲であるが、科学研究費補助金DB等からアクセスできるが、これまで41件強の日本学術振興会科学研究費補助金ならびに外部資金の援助をうけて研究してきた。

(c)大学運営協力に関する自己評価

(1)教授会出席状況は、熊本大学文学部ならびに独 立大学院社会文化研究科において、部門長ならびに学科長、大阪大学コミュニケーションデザインセンター、ならびに大阪大学COデザインセンターでは、教務 委員長、広報委員長、研究推進部門長、副センター長、センター長、アドホックな調査委員会や人事委員長などを両センターにおいて歴任してきたので、海外出 張などを除けば皆勤である。

(2)各種委員会活動状況については再掲になるが、教務委員長、研究倫理委員長、広報委員長、研究推進部門長、副センター長、センター長、アドホックな調査委員会や人事委員長などを歴任してきた。

(3)行政業務協力状況は、副センター長、センター長として、後進の管理監督や、研究推進部門長として、とりわけ研究倫理や研究費取得のコツなどの講演会やワークショップおこない、センター内の研究力の活性化に尽力してきた。

(4)学生活動支援状況としては、全学の教育オフィス室員として教育担当理事ならびに学生担当理事(ともに副学長)を輔弼してコロナ禍における学生支援に関するワーキンググループに関わってきた。

(d)産学共創・社会貢献活動に関する自己評価

(1)学会、教育界、公共関係審議会等への協力状況 については、日本社会学会、日本文化人類学会、日本保健医療社会学会、日本ヘルスコミュニケーション学会等の部門委員やワーキンググループ、理事、評議委 員を経験してきた。学会でのシンポジウムの司会や座長などもおこなう。医療人類学分野の業績が多いために、臨床医学関連の学会での教育講演に招聘されるこ ともある。自治体や政府への関わりは審議員などの経験はなく、社会問題に関する参考人として一時的招聘され意見を述べることがある。

(2)その他としては、上掲の教育活動(12)で触れたが、学外の大阪科学技術センター主催のネクストリーダーワークショップで、関西圏を中心とした企業の若手中堅社員のセミナーで120名程度の研修生を指導し、修了書を交付してきた

+++

Links

リンク

文献

その他の情報

Maya_Abeja

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099