卒業論文/修士論文
論題一覧
熊本大学文学部(文化表象学教室)
文化表象学卒業論文発表会 プログラム 2003年2月13日
第一部(10:00〜12:00)
10:00〜10:20 笑いについて ―笑いとタブー―:池田好美
10:20〜10:40 農作物生産における農薬使用と経験的知識:井芹芳明
10:40〜11:00 餅に関する民俗学的研究―福岡県柳川市昭代地区の事例をもとにして―:
伊藤恵理
11:00〜11:20 長崎で平和を考える―長崎原爆資料館への反省的考察―:岩永紀子
11:20〜11:40 トランスジェンダーの文化人類学―ジェンダー・フリー社会へ向けて―:
牛嶋純子
11:40〜12:00 福岡県柳川市沖端地区にみる船霊信仰: 水守由香梨
休憩(12:00〜12:50)
第二部(12:50〜14:50)
12:50〜13:10 工芸品の復興と「伝統」―天草更紗を通じて―: 佐藤 翠
13:10〜13:30 肉牛生産者文化について:下村 賢
13:30〜13:50 太鼓を叩く女性の登場―青年エイサーと琉球國祭り太鼓を事例として―:徳嶺早都子
13:50〜14:10 平戸ジャンガラについて: 中村寛子
14:10〜14:30 写真による表象 ―セバスチャン・サルガド写真展「EXODUS国境を越えて」をもとに―:平田真知子
14:30〜14:50 表現としてのロックミュージック:古川雄一
休憩(14:50〜15:00)
第三部(15:00〜17:00)
15:00〜15:20 戦後の台所の変化とその女性への影響―熊本県玉名郡玉東町の事例を通して―:木上真奈美
15:20〜15:40 SF映画におけるモンタージュ: 宮崎 剛
15:40〜16:00 家と葬制 ―島根県八束郡鹿島町北講武西谷集落の葬送儀礼を事例として―:山根真美
16:00〜16:20 ムエタイ修行における日本人:萩本耕司
16:20〜16:40 ばってん荒川のライフヒストリーからみる熊本弁の地位:大野由美子
16:40〜17:00 喫煙と文化的想像力:坂下 務
【 平成13年度 】
文化表象学分野
* 産婆について ―長崎県西彼杵郡三和町における産婆の近代化
* 民俗社会の中のサル ―福岡県田川郡香春町の事例を通じて―
* 干拓地の生業をめぐる民俗学的研究 〜長崎県諫早市小野島町の事例から〜
* 山鹿灯籠祭りについて ―創られた民俗芸能とその観光資源化―
* 都市生活者の自然回帰 ―熊本県上益城郡矢部町『ネットあぐりファーム』における都市と農村の交流―
* 家と婚姻
* 都市祭礼にみられる都市像 ―長崎ペーロン大会の参加者の多様化と現状―
* 池にまつわる伝説 ―阿蘇郡西原村“お池さん”を事例として―
* 語りにみる働く女性の生き方とアイデンティティー ―ライフヒストリー研究による一考察―
* 民族誌の作者とは何か ―マリノフスキーを題材として―
* 現代女性の『こころ』と『からだ』 ―女性とやせ願望をめぐる社会のエスノメソドロジー
* 熊本県本渡市下浦町の婚姻 〜昭和はじめから現在までの変遷〜
* チベット問題と里親制度
* 益城町オホシマツリについて
* 大江の幸若舞を伝える人々
* FGM廃絶に向けて戦う人々
* 在日コリアンの名前をめぐる表象とアイデンティティ
修士論文
文化人類学コース
* パフォーマンスとしての人種と文化―ゾラ・ニール・ハーストンを事例として―
* 医療の修辞学(Rhetorica)―医療における合理性の諸形態―
* インドネシアにおけるプライマリー・ヘルス・ケアの医療人類学的研究―インドネシアの家族計画・母子保健を事例に―
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【 平成12年度 】
文化表象学分野
* 四輪車の改造と自己表現についての考察
* 新しい年中行事の創出に関する民俗学的考察〜大学生の生活暦に注目して〜
* エコロジカル・フェミニズムの文化人類学的考察
* 水辺の民俗―福岡県柳川市のクリーク利用の変遷―
* 人種主義と文化人類学―奴隷制がもたらした男女平等観に関する見解―
* 村落の空間構造の変遷に関する民俗学的研究―熊本県阿蘇郡阿蘇町湯浦の事例を中心にして―
* 真宗と民俗―山口県豊浦郡豊北町角島の事例を通して―
* ホタルの景観―大分県三重町白山川の事例から
* ストリートミュージシャンの人類学的考察
* タウン情報誌の変遷―『タウン情報クマモト』を読み解く―
* 長崎くんちに関する民俗学的一考察
* 熊本県北部地域における祭祀〜熊本県玉名市伊倉町の事例から〜
* ルース・ベネディクト論
* 農村における嫁の暮らし 熊本県阿蘇郡久木野村の事例を元に
* 民族誌における真実とフィールドワーク〜『シャボノ』論争から起こった問題についての一考察〜
* 巡礼の民俗
* 都市祭礼の参加者に関する民俗学的研究―大川木工まつりにおける市民の意識に注目して―
* クリフォード・ギアツ研究
* 移民としてのアイデンティティ
修士論文
文化人類学コース
* 治療師と邪術師―オーストラリア・アボリジニの医療人類学的研究―
民俗学コース
* 村落社会における親族組織と親方子方関係―岡山県笠岡市白石島の事例―
* 近代大衆芸能についての一考察―軍談師美当一調の活動を中心に―
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【 平成11年度 】
文化人類学コース
* 東アフリカの文化表象の研究
* 文化現象としての臓器移植の研究
* コンビニエンスストアーから見る現代日本
* 「ディズニー」の文化人類学的考察
* ハーレム・ルネッサンスにおけるアメリカンフォークロアの位相 〜ゾラ・ニール・ハーストンを事例として〜
* 「路上生活者」に関する人類学的考察 ―ジャーナリズムへの批判的考察―
* チネチッタからチネチッタへ 〜『インテルビスタ』の文化人類学的再考〜
* 「いるかと現代社会」―保護問題をめぐって―
* 「ウォーキングの人類学的研究」
* 断食と拒食の人類学
* 「公園デビューの文化人類学的考察」
* 博多山笠における千代流の主体性
民俗学コース
* 5月節供における町おこしと伝統文化 ―宮崎県佐土原町のクジラノボリに注目して―
* 水神をめぐる祭祀組織の変遷
* 儀礼食の伝承―雑煮について
* 改葬にともなう祖先祭祀について ―現代における墓意識―
* 座祭に見る祭祀組織の一考察
* 民俗的視点から見た共食と食器の共有
* 世間話に関する一考察
* 星の民俗―八代妙見信仰に見る―
* 都市祭りにおける意義・意識の変容 ―藤崎宮秋季例大祭における高校OB団体を通して―
* 炭鉱の民俗
* 住空間の民俗学的考察
* 婚姻における若者の民俗学的一考察
* 相撲の民俗―龍ヶ岳町下桶川の不動神社祭りを中心として―
* 村落社会における渡し船の機能について ―菊池川下流域を例にして―
* 山の神信仰について ―八代市東町における伝承―
* 民俗社会における男権の変遷
修士論文
文化人類学コース
* 民族誌記述をめぐる諸問題 ―オスカー・ルイスと「貧困の文化」
民俗学コース
* 民俗宗教としての地神盲僧研究 ―長崎県北松浦郡生月町の事例を通して―
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【 平成10年度 】
文化人類学コース
* 現代日本の祖先崇拝における人類学的研究 −須恵村を事例として−
* 米国におけるバイリンガル教育の理念と現状
* 人吉・球磨地方における「飲酒」の人類学的研究 −球磨焼酎の重要性−
* 日本の大学生における就職活動の人類学的研究 −学生の主体性の確立は可能か−
* 沖縄女性による反基地運動
* 『精霊流しの文化人類学的研究』
* 「神事から観光商品への移行に関する人類学的研究」 −大牟田大蛇山を例として−
* 在日コリアンにみる食の文化
* 「アイルランド人であるということ」
* 日本におけるワールドミュージックの展開 −クレズマーの事例を中心として−
* 中国江南地区の農村変容
* 伝統芸能を媒介とした地域社会の再編成 −小国町下城・本村坂下地域
* 韓国におけるキリスト教受容について
民俗学コース
* 阿蘇の草地利用に関する環境民俗学的考察
* 都市伝説にまつわる民俗
* 自然葬にみる日本人の墓に対する意識構造の変化
* 女性と職業における民俗
* 婚姻に関する若者の民俗
* 道祖神信仰
* 講継承における女性の果たす役割
* 大師信仰に関する一考察
* 人を神に祀る習俗について―佐賀県東松浦郡のキシダケバッソンについての一考察―
※両コースとも修士論文なし
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【 平成9年度 】
文化人類学コース
* 台湾の民間信仰 −神観念をめぐって−
* 競馬の人類学的研究
* 自然破壊による文化の破壊と諸変化 −諫早湾干拓事業をめぐって−
* カースト・儀礼・女性
* 長崎くんち −その現状と課題−
* アイヌにおける文化伝承と観光 −白老の事例を中心として−
* バリ観光芸能の特異性
* マンガ同人誌にみる女性の意識
* 結婚に対する女性の意識変化
* 日本社会における外国人労働者問題
* 日本の憑きもの
民俗学コース
* 漁村女性の生活世界
* 家の神としての荒神
* 水子供養の民俗
* 諸塚神楽について その民俗学的考察
※両コースとも修士論文なし
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【 平成8年度 】
文化人類学コース
* 1970年代以降のイギリスの大衆音楽とその背景
* 開発による文化変容 −ボルネオ・サラワク先住民の事例を中心に−
* 奄美大島の祭り −龍郷町のショチョガマ・平瀬まんかい−
* アメリカに見る家族 −古き良きアメリカの消失を通して−
* 人間にとって妖怪とは何か
* 「男らしさ」とは何か
* ベンチャービジネスを支える文化 −起業家精神の日米比較−
* フェミニズム論と女性
* 近代以後の日本人の変容 −かわったものとかわらないもの−
* 異文化理解の難しさ −日韓相互の認識にみられるギャップ−
* 日本人の国際化 −中国人への視点をとおして−
* ジャマイカの宗教運動と文化
民俗学コース
* 現代における河童信仰
* エビスにまつわる民俗
* 小野小町伝説
* 高千穂の鬼八伝説における鬼の原像
* 産婆
* 便所の変遷からみた生活世界
* 水と暮らし
* 西海捕鯨
* 天草郡苓北町における船霊信仰
* 青井阿蘇神社例大祭
* 葬送習俗の変容 −日ノ影町における葬送墓制−
* 戦時期の農村社会における家と女性
修士論文
民俗学コース
* 民俗学における伝承理論の考察 −人が「伝承者」になるということ−
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【 平成7年度 】
文化人類学コース
* アイヌ民族のカミ観念 −儀礼と伝承を通して−
* モンゴル遊牧文化における人間と家畜との関係
* 国家と民族 −インドネシアにおけるエスニシティ−
* 猿まわしをめぐる歴史的変遷 −周防猿まわしを事例として−
* 農村歌舞伎の伝承 −宮崎県日之影町の場合−
* 「日本人論」にみる日本人像
* バリ島の舞踊の特徴とその儀礼的側面
* バリ島の観光と芸能に見られるエスニシティ
* バリ島観光のバリ文化に対する影響について
* 上座部仏教社会における女性の地位と売春 −タイ国の事例から−
* 現代におけるアボリジニの文化の変容
民俗学コース
* 通過儀礼に見られる贈答慣行
* 交通の変容から見た生活世界
* 世間話の現代的意義に関する一考察
* 年中行事における火の役割
* 民俗における「弓」の一考察
* 祭りの変容過程に関する一考察
* 座の祭祀とその組織についての一考察
* 島原大変と民俗
修士論文
文化人類学コース
* 炭坑労働者の生活史にみる自己イメージ −三井三池炭坑の事例から−