A活用(能格 Ergative)
池田光穂
A活用(Juego A)=能格は、(1)名詞を所有形で表現する——名詞を所有するとき——ときと、(2)他動詞の主語を示すとき、にそれぞれ使われる。
下の水色の活用表は、左が単数、右が複数。横の列は上段が一人称、中段が二人称、下段が三人称を表しています (水色はTodos Santos Cuchumatan, Huehuetenangoで採集された事例。白いテキストはコミタンシージョの事例です)。
* 一人称単数の場合:語幹が母音で始まる単語(例:u'j)
一人称複数の活用が2つあります。枠内の上は聞き手が<私たち>に含まれていない場合(例:話者が共同体のメンバーで、聞き手が異邦人の場 合)、下は聞き手もまた<私たち>に含まれている場合をさします。
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