シンポジウム
熱帯医学と地域研究:知の実践と構築
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国立民族学博物館地域研究企画交流センター[機関提供の公式ページ]
シンポジウム「熱帯医学と地域研究:知の実践と構築」(地域研究コンソーシアム設立準備関連事業)
日時: 2004年2月3日(火)〜4日(水)
場所: 京都市国際交流会館
(京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅下車、徒歩3分)
プログラム:
2月3日(火) 12:30〜15:00 セッション1.熱帯医学の現場から
コーディネータ: 高木 正洋(長崎大学・熱帯医学研究所)
山形 洋一(JICA国際協力機構)
「ベクターコントロールに必要な学際性と国際性」
金子 明(東京女子医科大学)
「島嶼マラリア ―多様性と対策戦略―」
門司 和彦(長崎大学・熱帯医学研究所)
「近年の熱帯医学と国際保健の動向」
2月3日(火) 15:30〜18:00 セッション2.熱帯医学の歴史と現在
コーディネータ: 奥野 克巳(桜美林大学・国際学部)
佐藤 純一(高知大学・医学部)
「疾病(概念)構築の場「熱帯」 ―近代医学の理念型としての熱帯医学―」
脇村 孝平(大阪市立大学・大学院経済学研究科)
「20世紀における熱帯医学とマラリア研究 ―社会経済史の視点から―」
美馬 達哉(京都大学・医学研究科)
「収奪される大地から商品化される遺伝子へ ―ネオ植民地医学か?―」
2月4日(水) 9:30〜12:00 セッション3.今日の熱帯地域の医療
コーディネータ: 信田 敏宏(国立民族学博物館)
近藤 英俊(関西外国語大学・外国語学部)
「医療文化の複数性に関する一考察」
池田 光穂(熊本大学・文学部)
「グローバルポリティクス時代の国際医療協力と人類学」 [発表原稿]
佐藤 隆広(大阪市立大学・大学院経済学研究科)
「開発途上国の医療品政策とWTOの貿易関連知的所有権(TRIPS)協定 ―インドを事例として―」
2月4日(水) 13:00〜15:30 セッション4.熱帯医学と地域研究
コーディネータ: 西渕 光昭(京都大学・東南アジア研究センター)
松林 公蔵(京都大学・東南アジア研究センター)
「人の老化における普遍性と多様性 ―東南アジア地域在住高齢者と本邦高齢者との比較検討―」
神谷 保彦(HANDS・テクニカルアドバイザー)
「国際保健における妊産婦ケアの変遷」
山本 太郎(コーネル大学・ベイル医学校)
「人々の暮らしと感染症」
2月4日(水) 16:00〜17:30 総括討論
司会: 阿部 健一(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター)、門司 和彦(長崎大学・熱帯医学研究所)
主催: 地域研究企画交流センター/長崎大学熱帯医学研究所
共催: 京都大学東南アジア研究センター
問い合わせ先:
信田 敏宏(国立民族学博物館)
帝国と医療(池田光穂ウェブサイト)