臨床コミュニケーショングループ
*ご紹介*
大阪大学CSCD臨床コミュニケーショングループ(CCDG)
医療・福祉・コンサルテーションなどの業務は、具体的な専門知識と技量を有する人間と、問題を抱えその解決を求める人間のあいだのコミュニケーションを基調とします。治療・ケア・対応策を授けるといった具体的業務においては確実さと信頼性を確保するためには現場における対人的コミュニケーションは不可欠です。またこの種のコミュニケーションは、つねにその成果を現場にフィードバックするものであり、現場から得られる知恵の習得・継承・発展は欠かせません。
人間が社会的生活をおこなうかぎり続いてゆく、具体的な結果を引き出すためにおこなう対人コミュニケーションのことを、私たちは「臨床コミュニケーション」と呼びます。
臨床コミュニケーションの場は、つねに具体的な状況――〈社会的文脈〉と呼びます――のなかで起こります。より適切な臨床コミュニケーションを生み出すためには、個々のコミュニケーションが、どのような社会的文脈と結びつくのかを検討し、具体的な場――それが私たちの言う〈臨床〉にほかなりません――で検討することが重要になります。
【コミュニケーションのパターン】
【コミュニケーションの場】
【コミュニケーションの文脈】