パターン認識
pattern recognition
解説:池田光穂
ハーバート・サイモンによる用語で、はじめて見聞きすること、すなわち過去に経験がないものでも、すでに知っているものとして認識できる能力で ある。
パターン認識の重要性は、その行為主体がそれ(=パターン認識)について知覚することに意味があるのではなく、パターン認識後(=経験の後に) に、 外界にむかって何らかの働きかけをおこない、その認識についての当否の感覚を得ることで、行為を継続したり修復(=微調整)することが重要である。つま り、パターン認識は、行為主体がその現場の環境との働きかけのなかで、はじめて意味をもつと言える。
我々は、そのような直観のような経験を、事後的に振り返って、あるいは感じた瞬間に、パターン認識であるということを自覚することができる。そ の意 味で直観とパターン認識は、その取り扱う時空間および周囲の環境要因の要素によって、それぞれまったく違うものとして定義することができる(かもしれな い)。
●意識のインデックス
1. 参照性
2. 心的統一性
3. クオリア
4. 心的効果
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1. 参照性
チャー
ルズ・シェリントン
2. 心的統一性
トッ
ド・ファインバーグ
3. クオリア
フ
ランシス・クリック、クリストフ・コッホ
4. 心的効果
ジェ
グオン・キム、A・レヴォンスオ
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リンク
文献
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099
ビートボックスRemixを使った般若心経(Yogetsu
Akasaka)の動画を見ると進化論的なパターンの重層化についてよく理解できると思います