「コンフリクトと移民」を考えるブックガイド
Book guide for Studing "Social Conflicts and Immigration"
解説:池田光穂
「コンフリクトと移民」を考えるブックガイド
凡例
・この文献リストは、池田 光穂(編) 2012 『コンフリクトと移民----新 しい研究の射程』(叢書「コンフリクトの人文学」2)、大阪大学出版会。の編集と出版の過程で生まれたデーターベース(文献リスト)です。その経 緯については下線あるいは【ここをクリック】してください。
・和書は、著者『書名:副題』翻訳者、出版社、出版年(場合により注釈)、の順に記載している。著者や翻訳者が3名以上の場合は「ほか」あるい は監訳者名のみを記載している場合がある。
・和書の翻訳は、出版社の記載方法を優先したが、その多くの場合は「名・姓」の順になっており、しばしば使われる外国語文献の著者の表記法にお ける姓名の順番(Family Name, First Name M[iddle Name].)とは異なる場合がある。例:「エドワード・W・サイード」は、しばしば、Said, Edward W. と表記される。
・外国語文献は、著者、書名(イタリック)、出版地:出版社、出版年、の順に記載している。
【日本語文献】順不同です
上野加代子『国境を越えるアジアの家事労働者:女性たちの生活戦略』世界思想社、2011年
水野真木子ほか『グローバル時代の通訳:基礎知識からトレーニング法まで』三修社、2002年
大村敦志『他者とともに生きる:民法から見た外国人法』、東京大学出版会、2008年
プルネンドラ・ジェインと水上徹男『グラスルーツの国際交流』、ハーベスト社、1996年
松田真希子『ブラジル人のためのニッポンの裏技:暮らしに役立つ日本語便利帳』春風社(O jeitinho no Japa~o para os brasileiros : guia pra*tico para viver no Japa~o / Matsuda Makiko, Tiago Sales Pinto. -- Shumpusha, 2008)
戸塚悦朗『国際人権法入門:国連人権NGOの実践から』明石書店、2003年
内藤正典『イスラムの怒り』、集英社、2009年
伊豫谷登士翁、酒井直樹、テッサ・モリス=スズキ編『グローバリゼーションのなかのアジア:カルチュラル・スタディーズの現在』、未來社、 1998年
安川寿之輔『福沢諭吉のアジア認識:日本近代史像をとらえ返す』高文研、2000年
太田好信『民族誌的近代への介入:文化を語る権利は誰にあるのか』(増補版)、人文書院、2009年
太田好信『人類学と脱植民地化』岩波書店、2003年
酒井直樹『希望と憲法:日本国憲法の発話主体と応答』以文社、2008年
竹内好『日本とアジア』筑摩書房、1993年
加藤典洋『敗戦後論』筑摩書房、2005年
アジア・太平洋人権情報センター編集『多文化共生の教育とまちづくり』アジア・太平洋人権情報センター、2005年
佐藤真・中野真紀子『エドワード・サイードOUT OF PLACE』(シグロ編)、みすず書房、2006年
平井京之介『村から工場へ:東南アジア女性の近代化経験』NTT出版、2011年
駒井洋『グローバル化時代の日本型多文化共生社会』明石書店、2006年
加藤剛編『もっと知ろう!!わたしたちの隣人:ニューカマー外国人と日本社会』世界思想社、2010年
齋藤純一『公共性』岩波書店、2000年
ベフ・ハルミ『イデオロギーとしての日本文化論』(増補新版)、思想の科学社、1997年
山脇啓造(横浜市立いちょう小学校編)『多文化共生の学校づくり:横浜市立いちょう小学校の挑戦』明石書店、2005年
新海英行・加藤良治・松本一子編『在日外国人の教育保障:愛知のブラジル人を中心に』大学教育出版、2002年
神奈川大学人文学研究所編『在日外国人と日本社会のグローバル化:神奈川県横浜市を中心に』御茶の水書房、2008年
谷大二ほか『移住者と共に生きる教会』女子パウロ会、2008年
畑野勇ほか『外国人の法的地位:国際化時代と法制度のあり方』信山社出版、2000年
落合恵美子・上野加代子編『21世紀アジア家族』明石書店、2006年
武田珂代子『東京裁判における通訳』みすず書房、2008年
奥田道大・鈴木久美子編『エスノポリス・新宿/池袋:来日10年目のアジア系外国人調査記録』ハーベスト社、2001年
井出祥子ほか『社会言語学』アルク、2005年(日本語教育能力検定試験に合格するための…)
赤尾光春・早尾貴紀編『ディアスポラから世界を読む:離散を架橋するために』明石書店、2009年
李節子編『在日外国人の母子保健:日本に生きる世界の母と子』医学書院、1998年
井口泰『外国人労働者新時代』、筑摩書房、2001年
多文化共生キーワード事典編集委員会編『多文化共生キーワード事典』明石書店、2010年
石河久美子『異文化間ソーシャルワーク:多文化共生社会をめざす新しい社会福祉実践』川島書店、2003年
真田信治・庄司博史編『事典日本の多言語社会』岩波書店、2005年
可児弘明『近代中国の苦力と「豬花」』岩波書店、1979年
猪口孝『国家と社会』東京大学出版会、1988年
西村明夫『疑問・難問を解決!:外国人診療ガイド』メジカルビュー社、2009年
奥島美夏編『日本のインドネシア人社会:国際移動と共生の課題』明石書店、2009年
倉沢愛子編『都市下層の生活構造と移動ネットワーク:ジャカルタ、東京、大阪、サン・クリストバルのフィールドワークによる実証』、明石書店、 2007年
言語権研究会編『ことばへの権利:言語権とはなにか』三元社、1999年
梶田孝道・丹野清人・樋口直人『顔の見えない定住化:日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』名古屋大学出版会、2005年
鶴本花織ほか編『トヨティズムを生きる:名古屋発カルチュラル・スタディーズ』せりか書房、2008年
山田史郎ほか『移民』ミネルヴァ書房、1998年
高賛侑『異郷の人間味 (ひとみ):架橋する在日外国人』東方出版、2006年
韓敬九・桑山敬己編『グローバル化時代をいかに生きるか:国際理解のためのレッスン』平凡社、2008年
国際協力機構編『人間の安全保障:貧困削減の新しい視点』国際協力出版会、2007年
東京大学医療政策人材養成講座編『「医療政策」入門:医療を動かすための13講』医学書院、2009年
西村周三『医療と福祉の経済システム』筑摩書房、1997年
落合恵美子ほか編『アジアの家族とジェンダー』勁草書房、2007年
小菅清『不良外国人男女にだまされない本:日本人と在日のための国際困り事相談実例集』データハウス、1998年
小熊英二『「日本人」の境界:沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮植民地支配から復帰運動まで』新曜社、1998年
矢野久『労働移民の社会史:戦後ドイツの経験』現代書館、2010年
足立伸子編『ジャパニーズ・ディアスポラ:埋もれた過去、闘争の現在、不確かな未来』吉田正紀・伊藤雅俊訳、新泉社、2008年
早尾貴紀『ユダヤとイスラエルのあいだ:民族/国民のアポリア』青土社、2008年
鈴木慎一郎『レゲエ・トレイン:ディアスポラの響き』青土社、2000年
川村千鶴子ほか編『移民政策へのアプローチ:ライフサイクルと多文化共生』明石書店、2009年
「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会編『まんがクラスメイトは外国人:多文化共生20の物語』(漫画:みなみななみ)明石書店、 2009年
伊藤るり、ほか編『モダンガールと植民地的近代:東アジアにおける帝国・資本・ジェンダー』岩波書店、2010年
浜邦彦・早尾貴紀編『ディアスポラと社会変容:アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』国際書院、2008年
内田樹『レヴィナスと愛の現象学』文藝春秋、2011年
溝口雄三『方法としての中国』東京大学出版会、1989年
平野聡『清帝国とチベット問題:多民族統合の成立と瓦解』名古屋大学出版会、2004年
塚田典子編『介護現場の外国人労働者:日本のケア現場はどう変わるのか』明石書店、2010年
鈴木江理子『日本で働く非正規滞在者:彼らは「好ましくない外国人労働者」なのか?』明石書店、2009年
伊豫谷登士翁編『移動から場所を問う:現代移民研究の課題』有信堂高文社、2007年
川村千鶴子・宣元錫編『異文化間介護と多文化共生:誰が介護を担うのか』明石書店、2007年
太田好信『トランスポジションの思想:文化人類学の再想像』(増補版)世界思想社、2010年
上野俊哉『ディアスポラの思考』筑摩書房、1999年
川上郁雄『越境する家族:在日ベトナム系住民の生活世界』明石書店、2001年
石井由香編『移民の居住と生活』明石書店、2003年
武田里子『ムラの国際結婚再考:結婚移住女性と農村の社会変容』めこん、2011年
橋本和也『ディアスポラと先住民:民主主義・多文化主義とナショナリズム』世界思想社、2005年
花崎皋平『「共生」への触発:脱植民地・多文化・倫理をめぐって』みすず書房、2002年
宇佐見耕一編『新興福祉国家論:アジアとラテンアメリカの比較研究』日本貿易振興会アジア経済研究所、2003年
山根純佳『なぜ女性はケア労働をするのか:性別分業の再生産を超えて』勁草書房、2010年
【翻訳書】
エマニュエル・トッド『移民の運命:同化か隔離か』石崎晴己・東松秀雄訳、藤原書店、1999年
ガッサン・ハージ『ホワイト・ネイション:ネオ・ナショナリズム批判』保苅実・塩原良和訳、平凡社、2003年
ローズマリー・ブレーガーとロザンナ・ヒル編『異文化結婚:境界を越える試み』吉田正紀監訳、新泉社、2005年
サミュエル・ヒッキィ、ジャイルズ・モハン編『変容する参加型開発:「専制」を超えて』真崎克彦監訳、明石書店、2008年
ロバート・チェンバース『参加型開発と国際協力:変わるのはわたしたち』野田直人・白鳥清志監訳、明石書店、2000年
レスリー・T. チャン『現代中国女工哀史』栗原泉訳、白水社、2010年
フランツ・ポェヒハッカー『通訳学入門』鳥飼玖美子監訳、みすず書房、2008年
メアリー・カルドー『グローバル市民社会論:戦争へのひとつの回答』山本武彦ほか訳、法政大学出版局、2007年
アンドレア・センプリーニ『多文化主義とは何か』三浦信孝・長谷川秀樹訳、白水社、2003年
ミシェル・ヴィヴィオルカ『レイシズムの変貌:グローバル化がまねいた社会の人種化、文化の断片化』森千香子訳、明石書店、2007年
マイク・パーンウェル『第三世界と人口移動』古賀正則監訳、古今書院、1996年
ジョナサン・ボヤーリンとダニエル・ボヤーリン『ディアスポラの力:ユダヤ文化の今日性をめぐる試論赤尾光春・早尾貴紀訳、平凡社、2008年
ロバート・J・C・ヤング『ポストコロニアリズム』本橋哲也訳、岩波書店、2005年
スティーヴン・ハウ『帝国 』見市雅俊訳、岩波書店、2003年
エドワード・W・サイード『故国喪失についての省察』大橋洋一ほか訳(1,2巻)みすず書房、2006年
カール・マルクス『マルクス・コレクション1:デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異、ヘーゲル法哲学批判序説、ユダヤ人問題に よせて、経済学・哲学草稿』中山元ほか訳、筑摩書房、2005年
ジュディス・バトラーとガヤトリ・スピヴァク『国家を歌うのは誰か?:グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属』竹村和子訳、岩波書店、 2008年
ジグムント・バウマン『個人化社会』澤井敦ほか訳、青弓社、2008年
ジグムント・バウマン『アイデンティティ』伊藤茂訳、日本経済評論社、2007年
ジグムント・バウマン『コミュニティ:安全と自由の戦場』奥井智之訳、筑摩書房、2008年
ヨハン・ガルトゥング『ガルトゥングの平和理論:グローバル化と平和創造』木戸衛一ほか訳、法律文化社、2006年
ヨハン・ガルトゥング『構造的暴力と平和』高柳先男ほか訳、 中央大学出版部、1991年
ギ・リシャール『移民の一万年史:人口移動・遙かなる民族の旅』藤野邦夫訳、新評論、2002年
G. エスピン‐アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界:比較福祉国家の理論と動態』岡沢憲芙・宮本太郎監訳、ミネルヴァ書房、2001年
ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック:近代性と二重意識』上野俊哉ほか訳、月曜社、2006年
アジット・S・バラとフレデリック・ラペール『グローバル化と社会的排除:貧困と社会問題への新しいアプローチ』福原宏幸・中村健吾監訳、昭和 堂、2005年
ロビン・コーエン『グローバル・ディアスポラ』角谷多佳子訳、明石書店、2001年
エドワード・W・サイード『フロイトと非-ヨーロッパ人』長原豊訳、平凡社、2003年
サスキア・サッセン編『グローバリゼーションの時代:国家主権のゆくえ』伊豫谷登士翁訳、平凡社、1999年
W.キムリッカ『現代政治理論』千葉眞ほか訳(新版)、日本経済評論社、2005年
ロバート・チェンバース『参加型ワークショップ入門』野田直人監訳、明石書店、2004年
クリストファー・ピアソン『曲がり角にきた福祉国家:福祉の新政治経済学』田中浩・神谷直樹訳、未来社、1996年
アントニオ・ネグリとマイケル・ハート『マルチチュード:「帝国」時代の戦争と民主主義』幾島幸子訳(上、下巻)、日本放送出版協会、2005 年
オットー・バウアー『民族問題と社会民主主義』丸山敬一ほか訳、御茶の水書房、2001年
アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』加藤節監訳、岩波書店、2000年(Gellner, Ernest., 1983. Nations and Nationalism. Oxford: Basil Blackwell.)
ウィリアム・E・コノリー『アイデンティティ/差異:他者性の政治』杉田敦ほか訳、岩波書店、1998年
トーマス・ハイランド・エリクセン『エスニシティとナショナリズム:人類学的視点から』鈴木清史訳、明石書店、2006年
セイラ・ベンハビブ『他者の権利:外国人・居留民・市民』向山恭一訳、法政大学出版局、2006年
エリス・キャッシュモア編『世界の民族・人種関係事典』渡辺通弘ほか訳、明石書店、2000年
アルベール・メンミ『脱植民地国家の現在:ムスリム・アラブ圏を中心に』菊地昌実・白井成雄訳、法政大学出版局、2007年
イライジャ・アンダーソン『ストリート・ワイズ:人種/階層/変動にゆらぐ都市コミュニティに生きる人びとのコード』奥田道大・奥田啓子訳、 ハーベスト社、2003年
アルジュン・アパドゥライ『グローバリゼーションと暴力:マイノリティーの恐怖』藤倉達郎訳、世界思想社、2010年
カレン・カプラン『移動の時代:旅からディアスポラへ』村山淳彦訳、未來社、2003年
マーク・ピーティー『植民地:帝国50年の興亡』浅野豊美訳、読売新聞社、1996年
孫歌ほか編『ポスト「東アジア」』作品社、2006年
ユルゲン・ハーバーマス『ああ、ヨーロッパ』三島憲一ほか訳、岩波書店、2010年
サスキア・サッセン『グローバル空間の政治経済学:都市・移民・情報化』田淵太一ほか訳、岩波書店、2004年
ジュリアン・バンダ『知識人の裏切り』宇京頼三訳、未来社、1990年
ウィリアム・E・コノリー『プルーラリズム』杉田敦ほか訳、岩波書店、2008年
G・C・スピヴァク『スピヴァク、日本で語る』本橋哲也ほか訳、みすず書房、2009年
タゴール『タゴール詩集:ギーターンジャリ』渡辺照宏訳、岩波書店、1977年
エマニュエル・レヴィナス『われわれのあいだで:《他者に向けて思考すること》をめぐる試論』合田正人・谷口博史訳、法政大学出版局、1993 年
カール・レンナー『諸民族の自決権:特にオーストリアへの適用』太田仁樹訳、御茶の水書房、2007年
アルジュン・アパデュライ『さまよえる近代:グローバル化の文化研究』門田健一訳、平凡社、2004年
桜井啓子『日本のムスリム社会』筑摩書房、2003年
佐藤誠編『越境するケア労働:日本・アジア・アフリカ』日本経済評論社、2010年
Prof. CARLOS, Maria Reinaruth Desiderio「日
本の労働市場におけるフィリピン人介護労働者の三つの軌跡」Title in English: “Three Pathways of
Filipino Careworkers’ Participation in Japan’s Labor Market”
in『越境するケア労働』(佐藤誠編)Edited by Makoto Sato, 日本経済評論社 pp. 39-60. 2010.
【英語の文献】
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