かならず 読んでください

戸 川幸夫動物文学全集

講 談社版、全作品タイトル集


池田光穂

『戸川幸夫動物文学全集』全15巻 講談社 1976-1981

1.
孤独の吠え声
高安犬物語
苺別れ
失われた環
爪王
御用邸狐
仏法僧
わが友ドルファー
"将軍"の秘密
原猿への幻想

2.
人喰鉄道
オホーツク老人
笑う奴
黒い背鰭(せびれ)

3.
密猟者万次郎
自由への脱出
飴色角と三本指
密猟者の岩場
密猟者
ある豹の物語
北へ帰る
支配者


4.
巨鯨の海
悲しき絶叫

カジヤード
吾妻の白猿神
秋田犬物語
三里番屋
忠犬像紳士録
狂い角
飛翔
名人ハブ源の左足
尾のないライオン

5.
牙王物語
少年と虎
鵟(のすり)物語
鎖の村
少年とオリックス
山犬塚
白い夜の下で
加奈のマングース


6.
ほたるの火の森
ゴリラ記
氷海の民
黒い激流
羆風

左膳鴉
咬ませ犬

花ぞのの教育者
生きる
漂流
雪崩の谷
狡い奴

7.
諸国猟人譚
羆が出たア
名人伝造
天皇の一分間
ゴキブリの洋行
仁さんと豚犬
自由ヶ丘の狐
毒蛇
カミさんと鼠
御用象騒動記

8.
膨脹
ライオン野郎
土佐犬物語
羆の村
ネッシー浮上す
黒い流星
人喰い虎
氷の牙
サバンナは挽歌に暮れる
不幸なルーファス
祖父の狼
羆と罐詰
骨の影

9.
ガラパゴス群島
青いレンズ
縄張りの歌
シロンジの人喰虎
ハブ
狼の碑
いぬ馬鹿
武尊の兄妹熊
コンドル
熊犬物語
象使いのボスコ
姿なき影
バイコフの虎皮
隊長と犬係りと橇犬たち
夢の中の虎
謀議
老醜

10.
凍原に吼える
蒼蝿
対決
東京雀
狼捕り三十郎
北狐の挽歌
砕けた牙
ライプットの人喰虎
今日も山は傾れる

政爺と獺
虎は語らず


11.
サーカスの風
荒馬物語
かもしか学園

12.
狼の軌跡
胡獱(トド)海流
氷海の挽歌
折れ牙 非情
象を撃つ
勇気
白眼がどこかで笑ってる
肥後の勘小父伝
ジャック・ロンドンの道
コマ
シートンと狼たち
虎への探求


13.
イリオモテヤマネコ
マタギ
野性の友だち


14.
けものの国へ
山の動物たち
野獣撮影
動物珍話
15.
猛犬、忠犬、ただの犬
愛犬放浪記
こよりの犬
風流随筆
執筆目録・著作目録

戸川幸夫書誌(日本語ウィキペディアより 2013年5月11日)

    『伝説パトロール』駿河台書房 1952
    『東京伝説めぐり』駿河台書房 1952
    『特ダネ選手』鱒書房・ニュースマン・シリーズ 1952
    『咬ませ犬』角川小説新書 1956 のち文庫
    『かもしか学園』東京創元社 1956
    『高安犬物語』新潮社・小説文庫 1956 のち文庫、ランダムハウス講談社文庫
    『動物愛情物語』文陽社 1956
    『日本動物志』文芸春秋新社 1956 のち角川文庫
    『武豪列伝』大日本雄弁会講談社・ロマン・ブックス 1956
    『山の動物たち』鱒書房 1956
    『ヨコハマ 長篇小説』現代社・現代新書 1956
    『消えた乳房 名犬トリス特ダネ帳』角川小説新書 1957
    『牙王物語』角川書店 1957-1958 のちソノラマ文庫、講談社文庫
    『赤い十字路』光風社 1958
    『暗殺者 近代日本暗殺史』六興出版部 1958
    『かけだし記者』和同出版社 1958
    『翳ある落日』東都書房 1958
    『悲しき獣』六興出版部 1958
    『新聞記者呆助物語』和同出版社 1958
    『隊長と犬係りと橇犬たち』講談社・ロマン・ブックス 1958
    『挑戦』文芸評論新社 1958
    『奈落の恋人』和同出版社 1958
    『ミイラの招待』和同出版社 1958
    『海の非常線』光文社 1959
    『鬼の指紋』和同出版社 1959
    『銀座やぶしらず』光書房 1959
    『グォロツキィ』新創社 1959
    『山岳巨人伝』光文社 1959 のち徳間文庫
    『諸国猟人譚』文芸春秋新社 1959
    『戦国悪党伝』光文社 1959 のち徳間文庫
    『武四郎探検譚』講談社 1959
    『あすなろ学園』秋元書房 1960
    『オホーツク老人』新潮社 1960 のちランダムハウス講談社文庫
    『かもしか学園』刀江書院・少年少女現代文学傑作選集 1960
    『雲を追う男』光風社 1960
    『孤独の吠え声』新潮社 1960 のち講談社文庫
    『動物風土記』全3巻 角川書店 1960-1961
    『愛犬放浪記』東都書房 1961
    『鴎と銃弾』光風社 1961
    『野性への旅』第1-5 新潮社 1961-1966
    『野性の友だち』東都書房 1961
    『悲しき太平洋』講談社 1963
    『熊犬物語』偕成社・ジュニア版日本文学名作選 1964
    『昭和快人録 知られざる戦史』秋田書店・サンデー新書 1964
    『あざらしのおやこ』ポプラ社・どうぶつおはなし絵本 1966
    『オオカミ犬物語』偕成社・新日本児童文学選 1966 のち文庫
    『きんいろのみつばち』ポプラ社・どうぶつおはなし絵本 1966
    『日本かく戦えり』冬樹社 1966
    『はしれシロ』ポプラ社・どうぶつおはなし絵本 1966
    『子どものための動物物語』全15巻 国土社 1967-1969
    『侍志願』人物往来社・歴史小説選書 1967
    『動物のアフリカ』講談社・原色写真文庫 1967
    『乃木と東郷』読売新聞社 1967 のち角川文庫、PHP文庫
    『のら犬物語』金の星社・新児童文学・名作シリーズ 1967 のちフォア文庫
    『幕末のあらし・西南の役(物語日本史)』学習研究社 1967
    『風雲 史談・明治百年のかげに』海燕社 1967
    『モーリンのぼうけん』ポプラ社・どうぶつおはなし絵本 1967
    『暗殺 竜馬から二・二六事件まで』冬樹社 1968
    『けものの国へ ペンとカメラのアフリカ動物旅行』毎日新聞社 1968
    『乃木希典』人物往来社・近代人物叢書 1968 「人間乃木希典」学陽書房人物文庫
    『人喰鉄道』毎日新聞社 1968 のち旺文社文庫、講談社文庫、徳間文庫
    『折れ牙』講談社 1968
    『巨鯨の海』講談社 1969
    『ギザ耳ものがたり』学習研究社・新しい日本の童話シリーズ 1969
    『こよりの犬 随筆』朝日ソノラマ・サンブックス 1969
    『漂流綺譚』太平出版 1969
    『赤い草原』朝日ソノラマ・サングリーンシリーズ 1970
    『白サル物語』国土社・新選創作児童文学 1970
    『小説 新聞社カメラマン』毎日新聞社 1970
    『凍原に吼える』文芸春秋・ポケット文春 1970 のちソノラマ文庫
    『これが猛獣だ 写真集=野性の報告』ベストセラーズ 1971
    『ピィヒャラ物語』実業之日本社・ホリデー新書 1971
    『密猟者万次郎』毎日新聞社 1971
    『イリオモテヤマネコ 原始の西表島で発見された"生きた化石動物"の謎』自由国民社 1972 のちランダムハウス講談社文庫
    『三里番屋』国土社 1972 戸川幸夫創作童話集 2
    『すばらしい動物の世界』全5 朝日ソノラマ 1972
    『夜汽車の町』国土社 1972 戸川幸夫創作童話集 1
    『オーロラの下で』金の星社 1973 のちフォア文庫 初出は学研『4年の学習』1971年
    『進化への航路』新潮少年文庫 1973
    『ひかり北地に』新日本出版社 1973
    『猛犬忠犬ただの犬 わが愛犬放浪記』朝日ソノラマ 1973 のち講談社文芸文庫
    『野獣撮影』山と渓谷社・山渓新書 1973
    『コムケ湖への径』国土社 1974
    『とべないハクチョウ』金の星社 1974
    『走れ小次郎』金の星社 1974
    『氷海の挽歌』実業之日本社 1974
    『海の王のものがたり』金の星社 1976 戸川幸夫・動物ものがたり 5
    『からすの王さま』金の星社 1976 戸川幸夫・動物ものがたり 4
    『たかの王さま』金の星社 1976 戸川幸夫・動物ものがたり 2
    『たたかう大わし』金の星社 1976 戸川幸夫・動物ものがたり 8
    『太郎,北へかえる』金の星社 1976 戸川幸夫・動物ものがたり 7
    『動物くんこんにちは』旺文社ジュニア図書館 1976
    『ほたる火の森』徳間書店 1976 のち文庫
    『子ぎつねものがたり』金の星社 1977 戸川幸夫・動物ものがたり 9
    『ほえない犬』金の星社 1977 戸川幸夫・動物ものがたり 10
    『動物恋愛物語 野生の青春』佼成出版社 1978
    『魔王』旺文社ジュニア図書館 1978
    『キタキツネのうた』金の星社 1979 戸川幸夫・動物ものがたり 12
    『金毛の大ぐま』金の星社 1979 戸川幸夫・動物ものがたり 13
    『ぞうの王さま』金の星社 1979 戸川幸夫・動物ものがたり 11
    『蒼き獅子たち』六興出版 1980
    『さいごのおおかみ』金の星社 1980 戸川幸夫・どうぶつものがたり 15
    『シートン荒野をゆく』金の星社 1980 現代・創作児童文学
    『虎・この孤高なるもの』講談社 1980
    『シートンのかかげた灯』旺文社創作児童文学 1981
    『白色山塊』毎日新聞社 1981 のち徳間文庫
    『密林の裁き』講談社 1981
    『アムンゼン 北極南極の探検王』講談社火の鳥伝記文庫 1982
    『江戸城 物語・日本の名城』成美堂出版 1982 のち文庫
    『けものみち』有楽出版社 1982
    『死闘記』毎日新聞社 1982
    『動物千一夜』中央公論社 1982
    『王者のとりで』金の星社 1984
    『サバンナに生きる』新潮社 1984
    『戦場への紙碑』オール出版 1984
    『マタギ 日本の伝統狩人探訪記』クロスロード選書 1984
    『ヒトはなぜ助平になったか 性談動物記』講談社 1985 のち文庫
    『戸川幸夫の愛犬記』文陽社 1986 「愛犬記」PHP文庫
    『ヒトはなぜ子育てが下手か 親子動物記』講談社 1986 のち文庫
    『明治の気概 日本海海戦の証言』光人社 1986
    『ゴリラの山に生きる ダイアン・フォッシー物語』金の星社 1988 文学の扉
    『どうぶつ白話』毎日新聞社 1988
    『仇討ち遺聞』PHP文庫、1989
    『戸川幸夫の動物おもしろばなし』旺文社ジュニア・ノンフィクション 1989
    『虎を求めて インド野性紀行』講談社 1989
    『極北に挑む 白狼物語』潮出版社 1990
    『昭南島物語』読売新聞社 1990
    『人と動物たちのふれあい NHKテレビ「シリーズ授業」より』金の星社 1990
    『イヌ・ネコ・ネズミ 彼らはヒトとどう暮してきたか』中公新書 1991
    『小説嘉納治五郎』読売新聞社 1991
    『俳句動物記』富士見書房 1992
    『ぼくがイヌから学んだこと』ポプラ社 1992 のびのび人生論
    『人間提督山本五十六』光人社NF文庫 1993
    『いぬ馬鹿』小学館ライブラリー 1995
    『虎は語らず』ランダムハウス講談社文庫 2008
    『戸川幸夫動物物語』国土社

    『くだけた牙』2008
    『土佐犬物語』2008
    『ノスリ物語』2008
    『秋田犬物語』2009
    『吾妻の白サル神』2009
    『荒馬物語』2009
    『ひれ王』2009
    『政じいとカワウソ』2009
    『野犬物語』2009

    「太郎の冒険旅行」 - 国際情報社『こども科学館』シリーズにて連載。挿絵担当は山川惣治。

全集 [編集]

    『戸川幸夫動物文学全集』全10巻 冬樹社 1965-1966
    『戸川幸夫動物文学』全3冊 新潮文庫 1968
    『戸川幸夫動物文学選集』全6巻 主婦と生活社 1971
    『戸川幸夫動物文学全集』全15巻 講談社 1976-1981
    『戸川幸夫『戦争と人物』文学選』全6巻 光人社 1977

共著 [編集]

    『本能のジュークボックス 動物行動学講義』日高敏隆対談 朝日出版社・レクチャーブックス 1979
    『狼 シベリアの牙王』田中光常写真 小原秀雄共著 潮出版社 1991

翻訳 [編集]

    G.マクスウエル『かわうそ物語 わが友ミジビル』大原武夫共訳 毎日新聞社 1963
    カイラシュ・サンカラ『タイガー』櫛部ふじ共訳 講談社 1980



他山の石(=ターザンの新石器)

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