動物という思想
An Animal Thought, or Philosopie Zoologique
人間と(それ以外の)動物との関係は、人間と いう動物の存在から出発しているので、人間の起源は動物の起源そのものであり、人間の前に動物はおらず、また人間の後にも動物はいない。したがって、人間 を考えることは動物を考えることであり、動物を考えることは他ならぬ人間を考えることなのである。にも関わらず、人間はつねに、動物というものを〈対象 化〉し、それを〈対峙〉することで、人間としてのアイデンティティを形成してきたことも事実である。人間は動物を見つめることで、動物ではないことを志向 する〈動物〉である。人間は動物を考えることで、自らが動物ではないことを思考する〈動物〉である。
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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099
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