ウィトゲンシュタイン年譜

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Ludwig Josef Johann Wittgenstein, 1989-1951
1889年4月26日　ウィーン（オーストリア＝ハンガリー帝 国）で生まれる
1903年まで　自宅で教育を受ける
1906年から　シャルロッテンブルク工科大学（現ベルリン工 科大学）で機械工学を学ぶ（〜1908――飛び級卒業か？）
1908年　マンチェスター大学のプロジェクトに参加（大気圏 上層における凧の挙動）
　この間、数学基礎論に関心をもつ。フレーゲのもとで学ぶ、
1911年（秋）　バートランド・ラッセルを訪問
1912年　トリニティ・カレッジ入学（ケンブリッジ）：ラッ セル、ムーアに師事。ジョン・メイナード・ケインズと親交
1913年　ウィーンに帰郷（父の死亡）　そのままノルウェー の山荘で過ごす（ケンブリッジには何度か戻るが）。学位論文をめぐって、当局と折衝したムー アの手紙に、激怒。罵倒の返信を書く。
1914年6月　第１次大戦勃発　８月にオーストリア＝ハンガ リー帝国軍に志願。クラコフに着任。トルストイの福音書解説に出会う。ニーチェ選集なども読 む。（自殺願望頻発）
1915年　「論理哲学論考」のアイディアと草稿がまとまる。
1916年3月　対ロシア砲兵隊に配属。伍長に昇進。
1917年　ロシア革命の影響で戦線は平穏化
1918年　少尉に昇進。イタリア戦線に。「論考」の完成、出 版社に送るが拒絶される。11月イタリア軍の捕虜になり、収容所に。
1919年　収容所からラッセルに手紙を認める。ケインズの配 慮にて、原稿はイギリスに送られ、ラッセルとフレーゲのもとに届く。8月捕虜収容所から解 放。12月ハーグでラッセルと再会。オーストリアにて教員養成学校に通い、翌年小学校教師となる。
1920年〜1926年　オーストリア郊外の複数の学校で教師 生活
1922年　英独対訳版『論理哲学論考（Tractatus Logico-Philosophicus）』の出版。
1922-33年期：「哲学的文法」「哲学的考察」
1926年　『小学生のための語彙集』出版
1927年　モーリッツ・シュリック（36年に反ユダヤ主義の 学生より射殺）がストーンボロー邸のウィトゲンシュタインを訪問
1928年　ワイスマンとファイグルと邂逅（3月）。ケインズ との手紙の交換。
1929年　ケンブリッジ大学に戻る（16年ぶり）。同年、 『論考』にて博士号。トリニティ・カレッジのフェローになる。
1933-1935年期：「黄色本」「青色本」「茶色本」
1936-1945年期：「哲学探究」１〜400節
1939年　ムーアの後釜として、ケンブリッジ大学哲学教授に なる。英国の市民権を取得。
1949年　前立腺がんの診断。「哲学探究」の原稿のほぼ完 成。
1949-51年期：「確実性の問題」
1951年4月29日　ケンブリッジで死亡

出典：ウィキペディア「ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン」