かならず 読んでください

熱のない/醒めた人間

Claire Marin, L'homme sans fièvre. Armand Colin. 2013

池田光穂

《自律という語は自分に対して自分自身の法を与える ということを意味する》——Claire Marin

紀伊國屋書店における紹介:「治癒をもたらすことな く治療することは可能か。治療の目的は病いの治癒であり健康の回復だが、治療は必ずしも治癒をもたらさない。多発性の関節炎を伴う自己免疫疾患に苦しむ自 身の体験から書かれた本書は、現代の医療がその中心的目標とする「治癒」の概念、その基底にある「健康」観、「生命」観を問い直す。治療の技術が、病む人 の生に寄り添うものとなるための、新たな哲学が誕生する」

著者の紹介:Claire Marin, 1974-「1974年、パリに生まれる。2003年にパリ第四大学(ソルボンヌ)で哲学の博士号を取得。現在は「現代フランス哲学研究国際センター」の メンバーを務めるとともに、高校の教員として哲学を教える。自らが多発性の関節炎をともなう自己免疫疾患に苦しめられ、厳しい治療生活を送ってきた患者 (当事者)でもあり、その経験を起点として、「病い」と「医療」に関する哲学的な省察へと歩みを進め、精力的な著作活動を続けている」

著者の紹介:

章立て

文献






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Jacques Callot : Les Gueux - Le Mendiant à la jambe de bois (1622). Une vision plus réaliste des mendiants de l'époque avec des béquilles, par un artiste contemporain de la Cour des miracles. source: https://fr.wikipedia.org/wiki/Cour_des_miracles

(c)Mitzub'ixi Quq Chi'j. Copy&wright[not rights] 2016

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