認知症者に語ることを学ぶこと
Joanne Koenig Coste, Learning to Speak Altzheimer's, 2004.
Joanne Koenig Coste つまり、コステさんの『アルツハイマー患者に語ることを学ぶ(Learning to Speak Altzheimer's,)』(邦題名『アルツハイマーのための新しいケア』阿保順子監訳、誠信書房2007[原著2004])は、彼女 が1971年夫の若年性アルツハイマー症の発症について気付き、1973年ごろから、アルツハイマー病のケアの団体などとの交流から、アルツハイマー症の人 たちに対するコミュニケーションの探究がはじまり、そして、夫が1976年に亡くなった後に、アルツハイマー・コンサルティング・アソシエーツの会長(同 時にマサチューセッツ・アルツハイマー協会のコンサルタント)として就任して、アルツハイマーの人たちとの間に、あたらしくコミュニケーションの習慣をつ くりあげてゆくこと(=ハビリテーションと言います)を提唱されています。
この本の特徴は、冒頭の1章(「1.回り続けるメーター」)で彼女の夫のアルツハイマー経験が語られる以外は、ほとんど、アルツハイマー症の人 たちと、どのように接していけばよいのかということの、技法や考察に割かれていることです。
このページでは、その方法や彼女の語りにもとづき、その章立てに沿って、彼女が何を言いたいのかについて考察します。
第1部 アルツハイマー病について
第2部 ハビテーションの5つのカギ
第3部 もうひとつのハビリテーション
付録 アルツハイマー病患者のための食事
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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099
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