On digital humanities
デジタルヒューマニティーズ(digital humanities, humanities computing)とは、人文学(古くは自由七科による教養科目)とICT(情報通信技術)との学際融合領域、ないしはその「対話」のことである。言い 方を変えると、デジタルヒューマニティーズ(デジタル・ヒューマニティーズ)とは、 ICTを通しての人文学の刷新(イノベーション)のことであり、また、技術偏重に傾いたICTを人間化(ヒューマナイズ)するプロジェクトのことで ある(→「CO*-DESIGN 用語集」)。
Digital humanities (DH) is an area of scholarly activity at the
intersection of computing or digital technologies and the disciplines
of the humanities. It can be defined as new ways of doing scholarship
that involve collaborative, transdisciplinary, and computationally
engaged research, teaching, and publishing.[3] It brings digital tools
and methods to the study of the humanities with the recognition that
the printed word is no longer the main medium for knowledge production
and distribution. - digital
humanities
さて、ICTと人文学というのは犬猿の仲にあるらしい。古くは、C.P.スノー(1961)の文系と理系の対立。そしてもう一方ではICT下に おける、人文社会系と技術工学系の対立である。野村一夫(2001)は、それをインフォアーツとインフォテックの対立と位置づけている。野村によるイン ターネットの歴史観は、幸福なインターネット大公開時代(=池田がパラフレイズす ると 「よいハッカーが公共圏を形成していた時代」)から、情報工学的転回を経て、情報教育が工学化さ れてゆく、不幸な時代へと転落してゆくことである。これが、野村のいうインフォテックの時代の招来であり、彼は真摯にその状況を危惧していた。
リンク(コンピュータによる質的研究)
リンク
文献
その他の情報
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099
Do not paste, but [Re]Think our message for all undergraduate students!!!
D5123 ( Type D51) photo 1936, from Wikicommons