荒井裕樹(あらい・ゆうき:1980-)の『隔離の文学』を読む
0.はじめに
1.隔離する文学
2.断種を語る文学
3.身振りとしての「作家」――北條民雄日記論
4.癩の隠喩といのちの隠喩
5.御歌(おんか)と救癩
6.病友なる支配
7.ハンセン病患者の戦争詩(前編)
8.ハンセン病患者の戦争詩(後編)
9.療養文芸の季節
10.文学が描いた優生手術
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0.はじめに
0.1 文学の資格
0.2 隔離の文化
0.3 各章の構成
1.隔離する文学
1.1 はじめに
1.2 療養所における文学の誕生
1.3 患者を誘う言葉
1.4 隔離の自画像
1.5 結びにかえて
2.断種を語る文学
2.1 はじめに
2.2 園内結婚と断種
2.3 癩予防協会募集原稿に見られる断種観
2.4 戦後文学にみられる断種観
2.5 結びにかえて
3.身振りとしての「作家」――北條民雄日記論
4.癩の隠喩といのちの隠喩
5.御歌(おんか)と救癩
6.病友なる支配
7.ハンセン病患者の戦争詩(前編)
8.ハンセン病患者の戦争詩(後編)
9.療養文芸の季節
10.文学が描いた優生手術
■雑多なコメンタリー
療養所内での断種のテーマが優生主義を通した全体主義の絶滅政策と関連づけられるが、僕はむしろ人工妊娠中絶やその反動としての人工授精技
術の膾炙にみられる人種選別主義と関連しているように思えてならない。つまり(アリーナや対象が変わっても)歴史的に現在継続中の医療プロジェクトに思え
てなりません。
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