狗類学入門:四足歩行と肉球の誕生
Canisology Manifest in Tokyo
University, March 6, 2016
熊楠『十二支考(犬)』にジョージ・ブラウンを引用 して、犬の肉球は、殺人犬を懲罰するために麺麭だねを熱して犬の通路にまいて、それを踏んで足を焼き転んで手も焼いて、腫れた肉球をもって四つんばいで歩 くようになったという。
その冒頭にある:「南洋ニュウブリツン土人の説に、
犬はもと直立して
歩み甚だ速やかに走って多くの人を殺した。そこで生き残った人間が相談して、麪包パン果を極めて熱しその種子を犬の通路に撒まいた。犬これを踏んで足を焼
き、倒れて手をも焦し、それより立って歩む事叶かなわず。その種子今も、犬の足の裏に球となって残りあるという(一九一〇年版、ジョージ・ブラウンの『メ
ラネシアンスおよびポリネシアンス』二四四頁)。」(→「熊楠
「犬に関する伝説」『十二支考』にみられる抜書」)
肉球の接地面と運動姿勢(移動運動のタイプ)
図像の出典:FB, Stephen Cunnane,
@slcunnane
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