１．われわれはみなだれもが認知症になる「権利」を有する。

２．認知症の人とそれ以外の人を人権的に峻別することは憲法でさだめられている平等原則に反する。

３．ゆえに、認知症がコワイ、あぶない、きけん、なりたくないでしょう、という意味が、もし日本の政府・医学・看護・福祉の言説になかにあれ ば、それは明確な《認知症者に対する人権侵害》となります。

４．認知症者であることは「権利」であり、認知症者になっても、非認知症者とはまったく差別なく一個の人格として尊重されることを、非認知症者 の３．で指摘された権力をもつひとたちに主張すると同時に、侵害行為に対しては、刑事告発をふくむ抵抗運動を展開しましょう！

リンク

• 認知症コミュニケーションへの招待
• 認知症コミュニケーション：2016
  

文献

• 池田光穂・阿保順子編『認知症ケ アの創造：その人らしさの看護へ』雲母（きらら）書房、2010年
  

その他の情報