CSCD・FDシンポジウム2009 はじめによんでください
トランス・アカデミー:高度教養教育の未来
Trans-Academy for all Graduate Schools Students of Osaka University(本編)
(本編)トランスアカデミー実行委員会組織:画像をクリックすると単独で拡大します。
高度教養教育ってなんだろう? 現在、全国の大学や大学院組織(研究科)で、高度専門職業人にこの「高度教養教育」が必要だと言われ、さまざま な試行プログラムが走っているという。大阪大学でも、2008(平成20)年度から始まったCSCDの高度副プログラムを皮切りに、現在20種類の大学院 高度副プログラムが進行しており、現在では大学院の主専攻・副専攻などの実施についての協議が始まっているらしい。
しかしながらこれらの挑戦的な教育(education)いや学び(learning)のプログラムについての真の受益であるところの、大学院 生・学生・そして聴講生たる社会人に対する意見表明の場が提供されているだろうか? これまでの大学院教育が学生の受動的な教育(passive education)であったとすれば、新しい学びはより能動的なもの(active learning)でなければならない……
とすれば、この新しい学びの機会に、未来の受益者(=享受できる者)である大学院生を中心とした学生の意見表明は不可欠であろう。ご存じように コミュニケーションデザインセンター(CSCD)は、専門家と市民との間の良好なコミュニケーションの機会を創造する組織だと言われてきた。さすれば、 CSCDは、大学と大学院生の間を新しい学びについての議論というコミュニケーションの場もまた提供することが期待されていることは言うまでもない。
なおこのトーク・バトルはシンポジウム「大阪大学におけるデザイン力とコミュニケー ションデザイン」のプレイベントです!!!
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日時:2009年12月4日(金)午後6時15分から午後7時45分まで
場所:豊中キャンパス内(オレンジショップ)[→アクセス情報]
イベント内容:高度教養教育に関する院生と教員懇談討論会の形式で、各授業の受講生などから、高度教養教育に関心のある院生を中心としたパネ ラーを募り、各発表約5分のプレゼンテーション(パワポスライド1〜2枚を用意)をしてもらい、その後CSCD教員(正副センター長さらに平田オリザ先生 も参加!!!)を含めた参加者全体で討論をおこないます。7時45分終了後、簡単な茶話懇親会を同じ会場でおこないます。
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
運営:トランスアカデミー実行委員会組織(池田光穂・清水良介・花村周寛・久保田テツ・ 西川勝・塩月諭、およびパネラーの皆さん)
パネラーへの事前説明会の日程:開催場所CSCD(大阪大学豊中キャンパス)※オレンジショップ ではありません。注意してください![→事前登録のパネラーの方はこちら「パネリス ト参加への手引書」です]
パンフ・ちらし・ハンドアウト:(pdfです。プリンターの「用紙にあわせる」でお好みの用紙サイズで印刷できます)
[TransAcademyPro_ver3.2.pdf] サイズ 132K
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トランスアカデミー報告書(2010年)(パスワードありません)
【本編】スライドをクリックすると単独で4倍(面積)ほどの大きさになります
主催者側説明
03 CSCDと高度教養教育
「CSCDは2005年度以来、全研究科の大学院生を対象に、コミュニケーション教育を実施すると共に、副プログラムも提供している。ここ での科目群は高度教養教育の中核になると考えられている」
推進WG『高度教養教育推進ワーキング報告書』p.9 2009年3月[以下同様]
05 大阪大学高度教養教育ワーキンググループ(以下、WG)の定義の問題点
1.専門教育以外の知識や能力だと、何でも入ってしまい、その中核たるそれらを何も示し ていないことになる。
2.対話型を謳うCSCDは、「知識を与える」Educationから「能動的に学ぶ」 Learning を志向しており、この流れに逆行するのでは?
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