On Smart office, Smart University and Smart City: Concepts and Plans
スマート・キャンパス(smart
campus)とは、IoT(アイオーティー)を媒介(メディア)にして、大学がおこなう教育・研究・社会貢献などを実現している新しい大学キャンパスと
キャンパスの中での学び方・働き方のことである。したがって、スマートキャンパスは、物理的な大学のキャンパス(敷地)のことをさすのみならず、そこを舞
台に活躍する学生・大学院生・教職員と、彼/彼女/クイアらが接続するさまざまなデバイスから構成される仮想空間までがスマートキャンパスに含まれる。 もしスマート・オフィスに哲学や思想があるとすれば、それはおよそ次のようなことからなりたつ。(1)仕事の場をよくしたい(効率良く 運営する、高い生産性、ストレスがない、愉しい、など)という思いや気持ちがある。(2)「私たちが考えるかのように」("As we may think")職場が改善されたいという志向性にもとづいた具体的アイディアがある:"As we may think"はVannevar Bushの言葉である。(3)それらの発想や具体的アイディアを支える/支えようとするテクノロジーがあり、それらに支えられている。このテクノロジーと は手順やプログラムなどのソフト・テクノロジー(柔らかい技術)とICT端末などに代表されるハード・テクノロジー(固い技術)の両方がある。(4)1か ら3までの手順を包括し、スマート(手早くという意味のほかにかっこいいという意味がある)にするための「美学」がある。つまり、スマート・オフィスに は、効率性を追求しながらも、かっこよさを失わない、いわゆる「情熱の美学(estetics of your own passion)」が満ちあふれている。 スマート・ビジネスと言う言葉が、スマート・フォン(smartphone)と関連づけられた使われるように、スマート・オフィスに携帯型のICT端末は 欠かせない。それは、その現場(クルト・レヴィンの用語では「場=フィールド」)にいない人とのコミュニケーション、あるいはインターネットあるいはアク セス可能なクラウドデータベースなどの情報資源などが、有機的に繋がって、旧来のファクトリー(工場)型のオフィスとは水と油ほど異なる、開放的で自由な オフィスのこと指すのである。まとめよう。スマート・オフィスとは、ICT技術を最大限に使い、創造的な仕事や開発(研究も含まれます)をストレスなく、 自由に愉しく、かつ有意義に過ごせる場所、と言っても差し支えないだろう。 スマート・オフィスやスマート・キャンパスという定義を、市井の人々の生活の場に展開すれば、子供でも猿でも自明になるが、スマート・シティの定義とは、 ICT技術を最大限に使い、創造的な仕事や生活をストレスなく、自由に愉しく、かつ有意義に過ごせる市民の居場所としての街のことになる。したがって、 キャンパスの中だけをスマートにして、門からでれば、そのICTリソースを利用できない、あるいは、キャンパスでかからなかった無料な環境が、ハゲタカの ような通信会社の餌食にされてしまうことであれば、そのスマート・キャンパスの思想は、一国社会主義と変わらない。スマート・オフィスからスマート・キャ ンパスそして、スマート・シティ、スマート・アーバン、スマート・ルーラル、そしてスマート・グローバルな環境は、つねにシームレスであるべきなのだ。 詳細情報はこちら!!! |
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