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イノベーションのジ レンマ:まとめ(11章)

イノベーションのジレンマ入門:COデザイン講義

池田光穂

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・如才なくマネジメントし、懸命に働く ことが、誤りを犯さないようにすることがキモではない(→20年も前に、関西の某経営学者が「愚直に取り組むのが美徳」と逆説的なアホを言ったがクリステ ンセン先生も「そうではない!」という気持ちだろう)
・うまいことやるというのが「イノベーションのジレンマ」克服法ではないということ
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・優秀な経営者も、イノベーションの破 壊現象には、万能ではないということ
・これまでの如才なさを捨てる必要なし
・企業の多くのイノベーションは、持続的なものであり、破壊的なものではないからだ。
・むしろマネージャーへの助言
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・処方箋は単純だ。(だがこのパラグラ フでは言わない、不要かも?)
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・(1)市場が求めたり、市場が吸収で きる進歩のペースは、技術的進歩よりも異なる(=早い)。つまり、市場のニーズに通常の技術はおいつかない
・顧客が求めない技術には応えないでいい(ここから得られる教訓は、4Kや8Kで喜ぶの消費者は、自動車の改造マニア好きのようなもので一般コンシュー マーのモデルにはならない)
・会社が直面している問題を理解するには軌跡グラフがよろしい
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・(2)イノベーションのマネジメント は、資源配分のプロセスが反映される。適切な資源配分を考えた改革案はグー
・資源配分のプロセスは複雑
・バリューネットワークで長く仕事をした人たちのアドバイスは有効、彼らの知識と直感は重要だし、また、それらを磨くべし
・持続的イノベーションを維持しながら収益性を確保し、破壊的イノベーションにも進出すべき(=クリステンセン先生あまりにも能天気すぎっ!)
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・(3)市場と技術の組み合わせが重要 (承前=耳タコ)
・企業が破壊的技術を、顧客のニーズに合わせると、ほとんど失敗する(予言?経験的事実?)。凡庸なスタッフに、いきなりウルトラCを要求することの理不 尽
・破壊的技術は技術上の挑戦ではなく、マーケティング上の挑戦である。
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・(4)組織の能力は、すでに特化して いる。その理由は、ヴァリュー・ネットワークのなかで身についたものだから。
・通常の製品開発のサイクルと生産ペースは、既存のヴァリューネットワークの中でできたもの
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・破壊的技術による新しい市場は、それ ぞれの次元で、別の能力を必要とする
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・(5)破壊的技術に直面した場合、大 規模な投資をするための情報は存在しない。
・むしろ、コストかけずに、すばやく、市場に製品を進出し、情報を生み出す必要が ある。
・破壊的技術を成功させるためには、試行錯誤が欠かせない。
・成功している会社は、試行錯誤を容認したがらない(→大阪大学)
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・破壊的技術は概ね失敗する
・試行錯誤を通して、投資配分が挑戦され、破壊的イノベーションは成功のほうに向く
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・(6)つねに先駆者、つねに追随者になるのはよくない。
・戦略をどこに見定めるかが重要。
・先駆者は有利で、リーダシップを発揮できるが、持続的にはうまくいかない
・持続的もまた(ことなる意味で)試行錯誤が必要
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・(7)新規参入、市場の移動には、経済学者でも解明できていない、障壁がある。
・破壊的技術は、投資のタイミングとは無関係だ。
・障壁の大きさを理解すべし
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・《おわり》ジレンマは乗り越えられる
・マネージャーの見極め
・さまざまな(常識をこえて)支援組織をうみだす環境をつくる必要がある。
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