民族誌学の時代区分
1857 Joseph Conrad(-1924)生まれる。 1858 Frans Boas(-1942)生まれる。 1864 Robert Ezla Park生まれる。 1871 E.B.タイラー『原始文化』誠信書房 1877 L.H.モルガン『古代社会』岩波文庫 1882 Florian Witold Znaniecki(-1958)生まれる。 1884 Bronislaw Kasper Malinowski(-1942)生まれる。 1886 Ernest Watson Burgess(-1966)生まれる。 1888 ボアズ、合衆国で就職 1888 American Anthropologist 創刊 1888 ボアズ、アメリカ民俗学会創設 1890-1936J.G.フレーザー『金枝編』 1893 E.デュルケム『社会学的方法の規準』岩波文庫 1893 シカゴ大学創設 1896 ボアズ、自然史博物館に属しながら、コロンビア大学で教鞭。 1897 Tha Nigger of the Narcissus (J.Conrad) 1900 Load Jim(J.Conrad) 1900 ボアズ、アメリカ民族学会を復興 1904 Nostromo (J.Conrad) 1905 ボアズ、コロンビア大学に正式に就職(-1937年) 1909 A.ファン・ヘネップ『通過儀礼』思索社・弘文堂 1910 L.レヴィ=ブリュル『未開社会の思惟』岩波文庫 1911 F.ボアズ『未開人の心』(出版1913) 1912 E.デュルケム『宗教生活の原初形態』岩波文庫 1913 R・パーク、シカゴ大学のスタッフになる 1918-20 『ヨーロッパとアメリカにおけるポーランド農民』 1920 R.ローウィー『未開社会』(邦訳「原始社会」)未来社
1921 *************民族誌学の古典時代のはじまり[1922をマーカーとする説]**************
1922 B.K.マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』中央公論社[抄訳] 1922 A.R.ラドクリフ=ブラウン『アンダマン島の人びと』 1923 N.ミクルホ=マクライ『ニューギニア紀行』平凡社[抄訳] 1924 W.シュミット,W.コッパーズ『民衆と文化』 1925 M.モース『贈与論』弘文堂(邦訳「社会学と人類学」) 1925 R・パーク、アメリカ社会学会会長(-27) 1928 M.ミード『サモアの思春期』蒼樹書房 1934 R.F.ベネディクト『文化の型』社会思想社 1934 R・パーク、シカゴ大学を退職 1936 G.ベイトソン『ナヴェン』 1937 E.E.エヴァンス=プリチャード『アザンデ族における妖術、託宣、呪術』 1940 フォーテス&エヴァンス=プリチャード編『アフリカの伝統的政治体系』みすず書房 1940 E.E.エヴァンス=プリチャード『ヌアー族』岩波書店 1942 ボアズ死去 1944 C.クラックホーン『ナヴァホ族の妖術』 1944 A.L.クローバー『文化成長の諸形相』 1944 R・パーク死去 1946 R.F.ベネディクト『菊と刀』社会思想社 1947 W.ホワイト『ストリート・コーナー・ソサイエティ』垣内出版 1948 M.グリオール『水の神』せりか書房 1949 M.ミード『男性と女性』東京創元社 1949 C.レヴィ=ストロース『親族の基本構造』番町書房 1949 G.P.マードック『社会構造』新泉社 1950,52,55 R.E.Park, Collected papers (vol.1,2,3)[E.C. Hughes et al eds.]
1971 **********************民族誌学の古典時代のおわり*********************
copyright 2000, Mitzu Ikeda