ジャズ大全・入門
SUMMA JAZZNOLOGICA, or All that Jazz for beginners
解説:池田光穂
「ぼくらの演奏をなにもそう大げさに考えなくっていいんだ。バンドがスタジオに入って、レコード吹き込みの演奏をやるときだって、連中はしゃっ ちょこ張ってかまえるわけではない。要するに演奏(プレー)するだけ。それだけのことさ。評論家先生たちはクソまじめに考えすぎだネ。なにかというとジャ ズにかんする理論をおかきになり、ジャズの歴史について一席ぶたれ、ジャングル が、トムトム太鼓が、白人の影響が……ということになる。もっと楽な気分で受けとめていいのだ。ジャズの演奏はそこに快感を得るためにやるので、べつに歴 史をつくるためじゃない」——レックス・スチュアート(トランペット奏者、1939年)**出典はフランシス・ニュートン(エリック・ホブスボーム『抗議 としてのジャズ』→原題:「ザ・ジャズ・シーン」1959)
演習:
内容:
ジャズについての基本的な理解
歴史的展開
音楽理論的説明
アメリカ国家文化への被領有化の過程
ジャズをめぐる議論
ジャズカルチャー:ナット・ヘントフ
ペシミストたち:フランクフルト学派、とくにアドルノ
当事者たち:M.D.
ジャズ研究方法入門
personal history, dicography, music and society, etc.
【文献】
【リンク】