じめに よんでください

ストレスとストレス理論について

Concept of Stress and Strress Theory

池田光穂


ストレスのもっとも直接的な定義は「外部からもたらされる歪み、ないしは歪みの原因」ということ である。

ハンス・セリエのストレス理論のすばらしい点は、このような物理的な歪みに関する隠喩(メタ ファー)を、人間の生体にも起こることを医学的に証明したことである。他方(あるいは同時に)この理論の弱点は、このようなわかりやすい隠喩をすべて内分 泌理論で説明しようしたことである。とくに、後者の、内分泌での全理論体系の説明は破たんしているにもかかわらず、説明のメカニズムそのものはブラック ボックスとして表現される(=機械的イメージとしては理解できず全体的イメージとして表現される)ために「ストレスの原因(=ストレッサー)」と「その歪 み(=ストレスの病理)」は、なんでも使えるようになり、今日のような、ストレス理論万能説——言い方を変えるとストレス理論では何も説明*できない—— がはびこる世の中になってしまった。

*ストレス理論では何も説明できない、というのは、K・ポパー流の反証可能性という科学言説の構 造を有しない議論のタイプになったということで、ストレス理論そのものが、「科学的に」ナンセンスであるという意味ではない。

■ ストレス理論の使われ方(池田プ ロジェクト)

■ テクノストレス

ストレス資料集

セリエのストレス

【現象】

【機能α】有害刺激から身を守る(概括的意義の付与)

【用語法の由来】

【ストレッサーの探究】

【機能β】=生命の維持

【破壊の予兆/破たんの“メカニズム”】

【第一期前期】=ショック・フェイズ?

【第一期後期】=警告反応期、原語は?emergency という用語が後述(される。

【第二期】抵抗期=症状の軽減?

【第三期】疲憊(ひはい:こんな字読めんがな・・)

【セリエの説明のおさらい】 ※セリエとそれ以外の人たちのセオリーの区分の説明がない。セリエの複数の業績の内的理論の変化への言及がない。(学説史的フォローができない)。

【補遺】どういう意味で問題なのか? が説明されていない。古典になるということは、問題がある ということなのか? もしそうならストレス学説はナンセンスなのか?

■内部環境の恒常性■

【システムの呈示】

【その後の展開:つまりセリエを批判する?あるいは補強する説なのか?】

■動物とストレス■

■現代のストレスチェック:50問以上の4〜5択の簡単な質問を答えて、その結果が出る。この データを出しておかなければ、職場の定期健康診断を受けられない(2017年5月の自験例より)。

リンク

文献

その他の情報



Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

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