か ならず読んでください

病いの空間化

解説:池田光穂

病いの空間化というトピックは、ミッシェル・フーコー『臨床医学の誕生』に 登場する概念です。

第一次空間化:分類学的医学

  • 病気というのは空間における<配置>である。
  • この空間はアナロジーが本質を規定する。(神谷訳、p.23)
  • アナロジーは生産法則としての価値を持つ。(神谷訳、p.24)
  • 病気の配置は、<哲学的>ではなく<歴史的>なものである。(神谷訳、 p.22)
  • 病気の配置の空間が自由で独立したものとしてある。(神谷訳、p.20)
  • 分類学的医学:解剖臨床的方法に先立ち、方法が、構造論的に可能ならしめ る。
  • これらのモデルは植物学的である。
  • 病気は自然であり、理念である。(神谷訳、p.25)
  • 「一次的な空間化のはたらきによって、分類学的医学は病というものを、も ろもろの相同性のひろ がりの上に位置づけた」(神谷訳、p.34)
  • 第二次空間化:肉体の地理の中で表象される(神谷訳、p.28)

    第三次空間化

    リンク

    文献

    その他の情報


    Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099


    池田蛙  授業蛙  電脳蛙  医人蛙  子供蛙