共創
CO-creation
共創(co-creation, CO-creation, きょうそう)とは、マーケティングの用語で、異なるグループ(例:生産者と消費者、セールスマネージャー)が共同することで、製品開発や産業流通におい て、さまざまなイノベーション・アウトカムを目指す活動のことをさす。
共創がイノベーション過程において必要になるのは、異なるグループは、これから新しいもの(=事物だけではなくシステムや思考法なども含まれ る)をつくりだそうとするとき、その「もの」に対して、時に相反するあるいはさまざまな「価値」概念を抱くからである。共創は活動であるために過程(プロ セス)でもあるので、その際に、多様な価値が議論し、流通する際には、対話、討議、相互作用、議論、交渉、譲歩などのさまざまなコミュニケーションの様相 がみられるからである。
私たちは「ソーシャル・イノ ベーションとは?」の説明のなかで、ソーシャル・イノベーションを「デザイン可能であり、それが実現されるためには、さまざまな実証実験が試みられ、ま た、安心安全な管理技術 として確立され、そして、人びとが実際に使うことで、以前よりも「びっ くりし、わく わくするような新しい出来事」であると定義しなおして、ソーシャル・イノベーションの活動における「共創」を意義を強調している。そして、英語で、次のよ うに私たちの組織を説明している。
Center for the Study of Co* Design, Osaka University was
established in July 2016 to meet the demand for the university to serve
society by applying its specialized knowledge to provide solutions to
social issues. The Center aims to develop students' abilities to
communicate and innovate, and skills of designing and implementation.
One of the educational programs we are developing and managing at the
center has social design as its theme, which generates new value
through co-creation (Kyoso, 共創) that involves a multigenerational and
otherwise diverse range of individuals.
現代社会における旅行産業とコンシューマである旅行者との共創の事例としてヴァル・ミッチェルらの"Empirical investigation of the impact of using co-design methods when generating proposals for sustainable travel solutions" という研究がある(→文献参照)。
■文理を超克した新たな人間科学としての共創(東京大学)の用例
「言語の起源と進化について、言語理論・生物進化・人類進化・個体発生の研究成果に整合するシナリオを作ると共に、その妥当性を数理モデル
やシミュレーション、ロボット実装により構成論的に検討する。/次に、そのシナリオにもとづきコミュニケーションの未来と人類の存続のあり方を提言する。
/これらを通じて文理を超克した新たな人間科学としての「共創言語進化学」の創成を目指す」「共創的コミュニケーションのための言語進化学」Evolinguistics: Integrative Studies of Language Evolution for Co-creative Communication
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